BPT パッケージ・アプリ・キット の使用

BPT パッケージ・アプリ・キット・ユーザ向け

BPT パッケージ・アプリ・キット によって、パッケージ化されたアプリケーションをテストできる別の機能が ALMBusiness Process Testing に追加されます。この機能には、フローやビジネス・プロセス・テストの学習や変更検出などの機能が含まれます。

前提条件

BPT パッケージ・アプリ・キットを使用するには、次の事項を考慮してください。

  • クライアント・マシンに、UFT One とその SAP アドインおよび ALM プラグインがインストールされていることを確認します。

  • BPT パッケージ・アプリ・キットALM カスタマイズで有効にします。

    BPT パッケージ・アプリ・キットの有効化の詳細については、「Business Process Testing の設定」を参照してください。

  • サポートされるアプリケーション:BPT パッケージ・アプリ・キットでは、SAP GUI および Fiori がサポートされます。

    注: SAP Fiori は、テクニカル・プレビューです。フローとビジネス・プロセス・テストの学習はサポートされていますが、変更検出はまだサポートされていません。

注: BPT パッケージ・アプリ・キットを使用するときは、ALM のインスタンスを 1 つのみ開いて作業することをお勧めします。ALM の複数のインスタンスを複数のブラウザやタブで開かないでください。

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利点

BPT パッケージ・アプリ・キットには次の利点があります。

  • BPT パッケージ・アプリ・キットは、アプリケーションで実行するアクションを学習し、コンポーネントが含まれるフローまたはビジネス・プロセス・テストを、アプリケーション内の画面とトランザクションに基づいて自動的に生成できます。新規コンポーネントを作成する代わりに、学習したコンポーネントを再利用することも可能です。

  • BPT パッケージ・アプリ・キットでは、変更検出モードを使用して、テストとフローをアプリケーション上で実行できます。これにより、テストやフローが作成されて以降、アプリケーションにどのような変更があったか特定できます。

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ロードマップ

BPT パッケージ・アプリ・キットによるロードマップには、次のような追加段階があります。

注: 組織内の実際のワークフローは、プロジェクトごとに、またはアプリケーション開発ライフサイクルの段階ごとに異なる可能性があります。このワークフロー内のすべての段階は、非技術分野の専門家が、オートメーション・エキスパートの関与なしで実行できます。

段階

説明

フローおよびビジネス・プロセス・テストの作成

テスト計画モジュールでフローとビジネス・プロセス・テストを作成します。タスクの詳細については、「ビジネス・プロセス・テストおよびフローの作成」を参照してください。

コンポーネントの学習

BPT パッケージ・アプリ・キットでは、パッケージ化されたアプリケーションをナビゲートしているときに、トランザクションを構成するステップを学習できます。BPT パッケージ・アプリ・キットは、アプリケーション内の画面とトランザクションに対応する自動ビジネス・コンポーネントを作成し、実行された操作に基づいて自動コンポーネント・ステップを作成します。次に、これらのコンポーネントがフローまたはビジネス・プロセス・テストに追加されます。学習プロセス中には、チェックポイントと出力値を挿入できます。

タスクの詳細については、「ビジネス・プロセス・テストおよびフローの学習」を参照してください。

学習したフローからのテストの構築

学習したビジネス・プロセス・テスト以外にも、学習プロセスで作成されたフローからビジネス・プロセス・テストを作成することもできます。さらに、ほかのフローおよびビジネス・プロセス・テストも、手動と自動の両方のステップとともに含めることができます。

タスクの詳細については、「ビジネス・プロセス・テストおよびフローの作成」を参照してください。

実行条件の定義

実行条件を使用して、コンポーネントまたはフローの実行、次のコンポーネントまでスキップして続行、実行を終了のいずれを実行するか指定できます。その決定は、パラメータの値と実行条件の定義に基づいて行われます。

タスクの詳細については、「フローとビジネス・プロセス・テストの実行条件の設定」を参照してください。

標準モードでのテストの実行

学習されたコンポーネントとフローが含まれるビジネス・プロセス・テストを、通常のビジネス・プロセス・テストと同じように実行します。

タスクの詳細については、「ビジネス・プロセス・テストおよびフローの実行」を参照してください。

変更検出モードでのテストの実行

自動的に学習されたフローがテストに含まれる場合や、テスト自体が自動的に学習された場合は、そのテストを変更検出モードで実行できます。BPT パッケージ・アプリ・キットは、フローやテストが学習されて以降、パッケージ化されたアプリケーション内の要素に変更があったかどうかをチェックします。これにより、その変更を反映するように、後でフローとテストを更新できます。

タスクの詳細については、「変更検出モードでのテストの実行」を参照してください。

変更の解決

変更検出モードでのテストまたはフローの実行が完了すると、レポートを表示して、各テスト、フロー、ビジネス・コンポーネント、テスト内のコンポーネント・ステップのステータスの詳細を確認できます。このレポートには、ステップ内で使用されたオブジェクトがアプリケーション内で変更されたかどうかも示されます。テストの実行中に変更が検出された場合、その変更を UFT OneALM で確認できます。

古いステップをコンポーネントから削除する、不具合をレポートするなど、これらを解決するためのさまざまなオプションが用意されています。

変更を解決し、フローとテストを更新したら、テスト・サイクルを追加で実行して、アプリケーションをさらにテストできます。

タスクの詳細については、「変更検出モードでのテストの実行」を参照してください。

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BPT パッケージ・アプリ・キットでの SAP アプリケーション・サポートの使用

次の手順は、サポートされるパッケージ・アプリケーションに SAP アプリケーションが含まれている場合に BPT パッケージ・アプリ・キットを使用する方法を説明しています。

  1. 前提条件:UFT One 用の SAP アドインがインストールされていることを確認します。

  2. SAP アプリケーションをサポートしながら BPT パッケージ・アプリ・キット機能を使用するように UFT One を設定する

    1. UFT One を開いて、GUI テストをソリューションに追加します。

    2. [ツール]>[オプション]を選択し、[SAP]ノードをクリックします。[SAP]表示枠の[SAP GUI for Windows]>[記録設定]で、次の内容を確認します。

        • テーブルおよびグリッド コントロールを自動パラメータ化する]チェックボックスが選択されていること。このオプションにより、Business Process Testing が学習プロセス中にテーブルの値を学習できるようになります。

        • エントリ候補 (F4) リストの使用時に選択された値のみを記録する]チェックボックスがチェックされていること。

      • [一般]>[SAP GUI for Windows]>[実行の設定]で、[セッションのクリーンアップ]チェックボックスが選択されていないことを確認します。

  3. SAP フローの学習時に BPT パッケージ・アプリ・キット がコンポーネントをどのように作成するかを理解します。

    詳細については、「 SAP GUI フローの学習時に BPT パッケージ・アプリ・キットでコンポーネントを作成する方法」を参照してください。

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SAP GUI フローの学習時に BPT パッケージ・アプリ・キットでコンポーネントを作成する方法

BPT パッケージ・アプリ・キットは、フローまたはビジネス・プロセス・テストを学習するときに、ユーザが SAP GUI アプリケーションでナビゲートする画面またはサブ画面ごとに新しいビジネス・コンポーネントを作成します。特定のトランザクション内の画面またはサブ画面は、それぞれ個別のビジネス・コンポーネントとして表現されます。

学習したコンポーネントの名前は、<トランザクション・コード>-<画面の名前>の形式になります。トランザクション・コードまたは画面の名前にスペースか、またはビジネス・コンポーネントの名前として無効な文字が含まれている場合、その文字はアンダースコア(_)に置き換えられます。たとえば、学習したコンポーネントが VA01 トランザクションの画面 Create Sales Order: Initial Screen に対応する場合、コンポーネントの名前は VA01-Create_Sales_Order_Initial_Screen になります。

ある画面から別の画面やタブに移動し、その後で元の画面に戻ると、元の画面に対応するコンポーネントと同じ名前で新しいコンポーネントが作成されます。ただし、コンポーネントを区別できるように、末尾に数字のサフィックスが付けられます。たとえば、ある画面に対応するコンポーネントに VA01_Test という名前が付けられているとします。その画面に戻ると、新しいコンポーネントが VA01_Test_01 という名前で作成されます。学習したフローやビジネス・プロセス・テストの既存のコンポーネントを再利用することで、類似したまたは同一の画面に対する学習コンポーネントの数が最小限に抑えられます。

ユーザが指定するデータを必要とする画面内のユーザ操作ごとに、そのステップに対して入力コンポーネント・パラメータが作成されます。学習プロセス中に作成される入力コンポーネント・パラメータは、自動的にフロー・パラメータとして設定されます。学習プロセス中に入力された値は、標準設定のパラメータ値として使用されます。たとえば、テキスト・フィールドの入力値に対してパラメータが作成されます。

自動的に生成されるパラメータの名前は、アプリケーション内の該当するフィールドの名前と同じになります。たとえば、Display Sales Order トランザクションで、注文番号のパラメータ名は Order になります。パラメータ名が同じコンポーネントがフロー内に複数ある場合は、パラメータを区別するために、後のパラメータ名に順番に増えるサフィックスが追加されます(たとえば Order_1Order_2 など)。

生成されたパラメータの説明には、コントロールのタイプと、そのコントロールが表示された画面の名前が含まれます。たとえば、次のようになります。"The 'Order' control is of type 'Edit Box'. The control is a part of the 'Display Sales Order: Initial Screen' screen."

コンポーネントを学習しているときに SAP アプリケーションのテーブルにデータを追加すると、コンポーネント・テーブル・パラメータが作成されます。テーブル・パラメータを利用すると、各テーブル・セルに対して別々のパラメータを使用するのではなく、1 つのパラメータをテーブル全体で使用できます。テーブル・パラメータの操作に関する詳細については、「テーブル値の指定」を参照してください。

注:  

  • 学習プロセス中にテーブル・パラメータでデータが保存されるのは、テーブルの外にフォーカスを移した後です。テーブル・データが学習プロセスの最後のステップの場合は、必ず学習を停止する前に、テーブルの外にフォーカスを移してください。
  • 学習プロセス中にテーブル・パラメータを作成するには、UFT One でのテーブル・パラメータの作成を有効にしておく必要があります。UFT One およびソリューションの GUI テストで、[ツール]>[オプション]>[GUI テスト]>[SAP]>[一般]ノードを選択します。[SAP GUI for Windows]>[記録設定]で、[テーブルおよびグリッド コントロールを自動パラメータ化する]チェックボックスがチェックされていることを確認します。詳細については、「テーブル値の指定」を参照してください。

画面にタブ・ストリップが含まれている場合は、画面上の共通領域に対してコンポーネントが 1 つ作成され、開かれているタブごとに別々のコンポーネントが作成されます。ステータス・バーは、画面に対して作成される各コンポーネントに含まれます。たとえば、次の画面について考えてみます。

この画面が含まれているフローまたはビジネス・プロセス・テストを学習する場合、メニュー、ツールバー、共通フィールド([Standard Order]、[Net value]など)がある画面の上部で実行される操作は、1 つのビジネス・コンポーネントを構成します。[Sales]、[Item overview]、[Item detail]、[Ordering party]、[Procurement]、[Shipping]、[Reason for rejection]の各タブで実行される操作には、別々のビジネス・コンポーネントが作成されます。

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