再利用可能なコンポーネント
新しく学習したコンポーネントを使用する代わりに、プロジェクト内の既存のコンポーネントを再利用できます。
概要
BPT パッケージ・アプリ・キットがフローを学習するときは、学習するコンポーネントが分析され、そのコンポーネントに類似したまたは同一のコンポーネントがプロジェクト内に 1 つ以上存在するかどうかが確認されます。そのようなコンポーネントが存在する場合は、フロー内に新しいコンポーネントを作成する代わりに、既存のコンポーネントを再利用できます。
プロジェクト内のコンポーネントの中で、学習されるコンポーネントとの類似性が分析されるのは、フローの学習プロセスで作成されたコンポーネントのみです。学習されるコンポーネントに類似しているコンポーネントは再利用可能であり、学習されるコンポーネントは新規に作成されません。
注: 再利用コンポーネントに置き換えられるコンポーネントは、ビジネス・コンポーネント・モジュールのフロー・フォルダにはリストされません。再利用コンポーネントのみを使用するフローの場合、ビジネス・コンポーネント・モジュールにフロー・フォルダは作成されません。再利用コンポーネントの場所を見つけるには、テスト計画モジュールの[テスト スクリプト]タブでコンポーネントを右クリックし、[コンポーネントに移動]を選択します。ビジネス・コンポーネント・モジュールが開いて、選択したコンポーネントが表示されます。
比較の基準
プロジェクト内の既存の学習されたコンポーネントは、学習されるコンポーネントと次の基準で比較されます。
- 両方のコンポーネントが、同じ画面を表している。
- 両方のコンポーネントが、同じ画面をまったく同じオブジェクトで表している。この条件を満たすには、チェックポイントと出力オブジェクトも同一であることが必要です。
- 両方のコンポーネントに、同じステップが含まれている。ステップが同一とみなされるのは、そのステップが同じアクションを実行し、同じオブジェクトを参照している場合です。
- 両方のコンポーネントに、同じステップが同じ順序で含まれている。
類似率
パーセントは、既存のコンポーネントが、学習したコンポーネントにどの程度似ているかを示します。
類似率は、「比較の基準」で指定する条件に基づいて、次のように定義されます。
| パーセント | 定義 |
|---|---|
|
100 |
4 つの条件をすべて満足する。 |
|
75 |
条件 1、2、3 を満足する。 |
|
50 |
条件 1 と 2 または 1 と 3 を満足する。 |
|
25 |
条件 1 を満足する。 |
その他の要因
次のエンティティも、現在学習しているコンポーネントを既存の学習済みコンポーネントに置き換えることができるかどうかの決定に関係します。
| エンティティ | 類似性 |
|---|---|
|
チェックポイントと出力オブジェクト |
同じプロパティを参照している場合は、同一であるとみなされます。 |
|
テーブル・パラメータを参照するステップ |
同じテーブル・オブジェクトを参照し、入力操作を使用する場合は、同一であるとみなされます。テーブル・パラメータの構造(カラム、行)、およびテーブル内の個々のセルの内容は比較されません。 |
|
メソッドを参照するステップ |
同じオブジェクトとメソッドを参照し、同じコメントがあり、含まれる引数の数が同じ場合は、同一であると見なされます。引数の値は比較されません。 |
コンポーネントの再利用
[学習のサマリ]ダイアログ・ボックスで、コンポーネントを選択し、[再利用可能なコンポーネント]タブをクリックします。[再利用可能なコンポーネント]ダイアログ・ボックスでは、新しく学習したコンポーネントを使用する代わりに、プロジェクト内の既存のコンポーネントを再利用できます。
次にユーザ・インタフェース要素について説明します。
| UI 要素 | 説明 |
|---|---|
| [利用可能なコンポーネント]領域 |
プロジェクト内のコンポーネントで、学習したコンポーネントと類似したまたは同一のコンポーネントをリストします。パーセントは、既存のコンポーネントが、学習したコンポーネントにどの程度似ているかを示します。 |
| [一般]領域 |
選択したコンポーネントに関する一般的な情報が表示されます。 |
| [類似条件]領域 |
学習したコンポーネントに類似する既存のコンポーネントを探す基準です。基準の隣のチェック・マークは、その基準が満足されていることを示します。 |
| [ステップ]タブ |
[利用可能なコンポーネント]領域で選択したコンポーネントのステップが表示されます。 |
参照情報:

