パラメータの作成

この項では、コンポーネント、フロー、テストの各レベルで、Business Process Testing でパラメータを作成し使用する方法について説明します。

パラメータのカテゴリ

Business Process Testing には、複数のパラメータ・カテゴリがあります。次に、Business Process Testing パラメータのカテゴリについて説明します。

パラメータのカテゴリ パラメータと説明
入力 / 出力

入力および出力パラメータをリンクして、同じビジネス・プロセス・テスト内のコンポーネントまたはフロー間でデータを利用できるようにすることができます。

詳細については、「 パラメータ・リンクの例」を参照してください。

入力パラメータを使用すると、外部ソースから提示され、コンポーネントまたはフローで使用するデータを定義できます。コンポーネント、テスト、フローの作成時に、入力パラメータに値を渡す方法を定義します。

入力パラメータは、次の値を受け取ることができます。

  • 定義済みの標準設定値(テストやフローから他の値が提示されない場合)。
  • 同じフローまたはテスト内の先行するコンポーネントまたはフローから返される出力パラメータ値。
  • テストまたはフローが実行されたときに、テストまたはフロー・レベルで提示されるパラメータ値。

出力パラメータを使用すると、コンポーネント・ステップまたはフロー(ソース)から取得したデータ値を、入力パラメータとして、テスト実行内の後続のコンポーネントまたはフロー(ターゲット)に渡すことができます。

出力パラメータには、標準設定値を設定できません。

コンポーネント、フロー、テスト

パラメータは、コンポーネント・レベル、フロー・レベル、テスト・レベルで使用できます。パラメータのレベルを次のレベルに昇格できます。

詳細については、「パラメータの昇格の例」を参照してください。

コンポーネント・パラメータは、コンポーネント内で定義されているパラメータです。コンポーネント・パラメータには、入力パラメータと出力パラメータがあります。

このパラメータは、次のアイテムで利用できます。

  • 同じコンポーネント内のすべての後続ステップ。

  • フローまたはテスト内の後続コンポーネント。ただし、次の条件があります。

    • コンポーネント・パラメータが、現在のテストまたはフローの出力パラメータとして定義され、現在のテストまたはフロー内の後続コンポーネントの入力パラメータとして定義されていること。

    • 現在のテストまたはフローの出力パラメータが、現在のテストまたはフロー内の後続コンポーネントの入力パラメータにリンクされていること。

フロー・パラメータは、フロー内で定義されているパラメータです。このパラメータは、フロー内のすべてのコンポーネントで利用できます。フロー・パラメータは、コンポーネント・パラメータと同様に、入力パラメータと出力パラメータがあります。

テスト・パラメータは、ビジネス・プロセス・テスト内で定義されているパラメータです。このパラメータは、テスト内のすべてのコンポーネントとフローで利用できます。テスト・パラメータの場合は入力パラメータのみです。

ローカル

ローカル・パラメータ値は、定義されているコンポーネントの外部では利用できません。

ローカル・パラメータ値は、ビジネス・コンポーネント内で定義されており、そのコンポーネントのみが使用できます。このパラメータは、1 つのステップ内またはコンポーネント・ステップ間で使用することを目的にしています。たとえば、あるステップの出力パラメータとして使用し、後のステップの入力パラメータとして使用するような場合です。

この種のパラメータは、一般に、自動化された UFT One コンポーネントをキーワード GUI ビューで扱う場合に使用されます。詳細については、「キーワード GUI オートメーションの使用」を参照してください。

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パラメータの作成

パラメータの定義にはさまざまな方法があります。入力パラメータを定義するときには、標準設定値も設定できます。

基本的な方法

[パラメータ]タブで、コンポーネント・パラメータ、フロー・パラメータ、テスト・パラメータを定義できます。これはパラメータを定義するための基本的な方法です。ユーザ・インタフェースの詳細については、「パラメータ・ページ」を参照してください。

手動ステップの定義時のパラメータの作成

ALM では、手動ステップを定義する際に、[手動実装]タブでコンポーネントの入出力パラメータを「オン・ザ・フライ」で直接作成できます。

  1. ビジネス・コンポーネント・モジュールの[手動実装]タブで、新規ステップの作成または既存のステップの変更を行い、カーソルを[説明]または[期待される結果]フィールドに移動します。
  2. 新規パラメータを次のいずれかの方法で作成します。

    • パラメータの挿入]ボタンをクリックして[パラメータ]ダイアログ・ボックスを開きます。名前、標準設定値(入力パラメータ用)、説明を入力します。ユーザ・インタフェースの詳細については、「[新規パラメータ]/[パラメータ詳細]ダイアログ・ボックス」および「パラメータ・ページ」を参照してください。現在選択しているパラメータの後にパラメータが追加されます。

    • パラメータ名を 3 組の山括弧で囲んで入力すると(<<<パラメータ>>>)、標準設定値または説明を定義せずにすばやくパラメータを作成できます。

他のパラメータ値設定時のパラメータの作成

コンポーネントまたはフロー・パラメータの値を設定しているときに「オン・ザ・フライ」でフローおよびテスト・パラメータを定義します。この方法は、フロー・パラメータの値を新しい「未定義」のテスト・パラメータの値に一致させる必要があるときなどに使用します。複数回の反復に便利です。

ヒント: この方法は、コンポーネント(またはフロー)があるテストまたはフローの反復ごとに異なるパラメータ値を設定する場合に便利です。

ユーザ・インタフェースの詳細については、「[値の設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

反復を定義する際の複数のパラメータの一括作成

フローまたはテストでの反復の定義時に、多くのフロー・パラメータまたはテスト・パラメータを同時に作成できます。

ユーザ・インタフェースの詳細については、「[フロー/テスト パラメータの作成]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

昇格によるパラメータの作成

パラメータを昇格すると、同じ名前の新規パラメータが上位レベルで作成されます。パラメータの適用範囲が広がり、ビジネス・プロセス・テストの実行時にそのパラメータ値を使用できるエンティティが増えます。

たとえば、ビジネス・コンポーネント・パラメータをフロー・レベルに昇格させ、さらにテスト・レベルに昇格させると、フローおよびテストに対して同じ名前のパラメータが作成されます。パラメータが昇格されたほかのすべてのエンティティは、そのパラメータの最上位レベルの値にアクセスします。

詳細については、「パラメータの昇格」を参照してください。

学習プロセス中のパラメータの自動生成

BPT パッケージ・アプリ・キット ユーザのみが利用可能です。

学習プロセス中に、BPT パッケージ・アプリ・キットによってフロー(またはテスト)のパラメータが自動的に生成されます。

詳細については、「ビジネス・プロセス・テストおよびフローの学習」を参照してください。

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パラメータ値の設定

Business Process Testing パラメータには、さまざまなタイプの値が設定されます。パラメータには次のタイプの値を割り当てます。

標準設定値 ほかの値を指定しなければ、Business Process Testing では、ビジネス・プロセス・テストやフローの実行時に標準設定値が使用されます。ビジネス・コンポーネント・モジュールとテスト計画モジュールで変数を作成、編集する場合に標準設定値を指定します。標準設定値を指定できるのは、入力パラメータのみです。
実際の値 これらの値は、テストまたはフローの実行時に使用されます。反復やテスト設定を操作する場合にテスト計画モジュールで実際の値を指定できます。ビジネス・プロセス・テストまたはフローをテスト・ラボ・モジュールから実行する場合も、実際の値を指定できます。

文字列、数値、ブール値の指定

任意のタブ、ダイアログ・ボックス、またはグリッドに自由書式テキストを入力するオプションがある場合、文字列、数値、ブール値を入力できます。グリッドでは、下向き矢印をクリックすると[値の設定]ページが開き、そこで文字列を入力できます。

指定する値のタイプ(文字列、数値、ブール値)にかかわらず、Business Process Testing ではその値が文字列として保存されます。

ユーザ・インタフェースの詳細については、「[値の設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

テーブル値の指定

BPT パッケージ・アプリ・キット ユーザのみが利用可能です。

このパラメータ・タイプは、(SAP アプリケーションなどの場合に存在する)パッケージ・アプリケーション・テーブルを表すものであり、BPT パッケージ・アプリ・キットを使用してフローまたはビジネス・プロセス・テストを学習する場合にのみ利用できます。これは、内部的に文字列として格納されない唯一の値です。

ユーザ・インタフェースの詳細については、「[テーブル パラメータの編集]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

日付値の指定

任意のタブ、ダイアログ・ボックス、またはグリッドに日付を入力するオプションがある場合、下向き矢印をクリックすると[値の設定]ページが開きます。

[値の設定]ページで[日付を設定]をクリックします。日付値を設定できるカレンダーが表示されます。

ユーザ・インタフェースの詳細については、「[値の設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

注: 日付では、(クライアントではなく)サーバの日付が使用されます。

動的日付値の指定

動的な日付とは、現在の日付を基準にした日付です(今日、明日、今日から 1 年後)。相対日付に対してオフセット時間をプラス / マイナスできます(例:1 年前の 3 か月間)。たとえば、現在の日付の 10 日前の日付を指定する場合は、動的な日付を次のように指定できます:1 週間前 - 3 日

任意のタブ、ダイアログ・ボックス、またはグリッドに動的日付を入力するオプションがある場合、下向き矢印をクリックすると[値の設定]ページが開きます。

[値の設定]ページで[動的な日付を設定]をクリックします。動的日付を設定できるフィールドが表示されます。

ユーザ・インタフェースの詳細については、「[値の設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

値の暗号化

暗号化された値は、実際の値を参照できないようにアスタリスクで表示されます。

任意のタブ、ダイアログ・ボックス、またはグリッドに暗号化のオプションがある場合、下向き矢印をクリックすると[値の設定]ページが開きます。

[値の設定]ページで[暗号化]チェックボックスを選択します。

注意: 暗号化した値を元の値に戻すことはできません。[暗号化]チェックボックスをクリアすると、値は空の状態にリセットされます。

ユーザ・インタフェースの詳細については、「[値の設定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。

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