Azure DevOps 用の ALM テスト管理拡張機能

Azure DevOps 用の ALM テスト管理拡張機能は、Azure DevOps ユーザに、ネイティブの Azure DevOps エピック、問題、タスク、またはカスタム作業項目タイプに関するテスト・カバレッジとステータス情報を直接提供します。

概要

この拡張機能を使用すると、Azure DevOps ユーザは、ALM で管理されている品質プロセスを即座に可視化しながら、Azure DevOps で計画や作業を継続することができます。この拡張機能は、Azure DevOps ユーザがテスト・カバレッジと成功/失敗ステータスを理解するのに役立ち、同時に QA が Azure DevOps で管理されている開発プロセスを完全に可視化し連携できるようにします。

サポートされている ALM バージョン:12.60 以降

注: この拡張機能は、プライベート・ブラウジング・モード(シークレット・モードまたはプライベート・ウィンドウ)では使用できません。

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前提条件:ALM での CORS の有効化

ALM Server は、標準設定ではオリジン間リソース共有(CORS)をサポートしていません。この拡張機能を使用するには、ALM で CORS を有効にする必要があります。

ALM で CORS を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. 前提条件:ALM サーバがセキュアなプロトコル経由でアクセスされることを確認します。

  2. ALM サービスを停止します。

  3. {ALM Deployment Path}\webapps\qcbin\WEB-INF\web.xml ファイルを編集します。

    {ALM Deployment Path} は、ALM のインストール時に指定されたリポジトリ・ディレクトリの場所です。

    • <filter> セクションの最後で <filter-mapping> の前に、次の内容を追加します。

      Copy code
      <filter>
              <filter-name>cross-origin</filter-name>
              <filter-class>org.eclipse.jetty.servlets.CrossOriginFilter</filter-class>
              <init-param>
                  <param-name>allowedOrigins</param-name>
                  <param-value>https://microfocus-alm.gallerycdn.vsassets.io</param-value>
              </init-param>
              <init-param>
                  <param-name>allowedMethods</param-name>
                  <param-value>POST, GET, OPTIONS</param-value>
              </init-param>        
              <init-param>
                  <param-name>exposedHeaders</param-name>
                  <param-value>Set-Cookie</param-value>
              </init-param>
      </filter>
    • filter-name が OSPCookieFilter である <filter-mapping> の後に、次の内容を追加します。

      Copy code
      <filter-mapping>
              <filter-name>cross-origin</filter-name>
              <url-pattern>/rest/*</url-pattern>
              <url-pattern>/api/*</url-pattern>
              <url-pattern>/sa/api/*</url-pattern>
              <url-pattern>/v2/sa/api/*</url-pattern>
              <url-pattern>/authentication-point/*</url-pattern>
      </filter-mapping>
  4. {ALM Deployment Path}\webapps\qcbin\WEB-INF\jetty-web.xml ファイルで、25 行目の後に次の内容を追加します。

    Copy code
    <Call name="setAttribute">
        <Arg>org.eclipse.jetty.cookie.sameSiteDefault</Arg>
        <Arg>None</Arg>
    </Call>
  5. {ALM Deployment Path}\wrapper\Wrapper.conf ファイルの# SSO Configuration セクションに次の内容を追加します。

    Copy code
    wrapper.java.additional.36=Dcom.hp.alm.platform.web.filters.allowedHttpVerbs=GET,POST,PUT,OPTIONS,DELETE

    注: 上記の行の wrapper.java.additional.36 は 1 つの例です。wrapper.java.additional.36 がすでに使用されている場合は、利用可能な別の番号を使用してください。

  6. ALM サービスを開始します。

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インストール

Azure DevOps 用の ALM テスト管理拡張機能をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 前提条件:ALM で要件のテスト・カバレッジを追加します。

    詳細については、「カバレッジを作成する方法」を参照してください。

  2. Azure DevOps Marketplace にログインします。

  3. [ALM Test Management Extension]ページで、[Get it free]をクリックします。

  4. Azure DevOps 組織を選択し、[Install]をクリックします。

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設定

次のタスクを実行して拡張機能を設定します。

ALM 要件 ID を格納するカスタム・フィールドの追加

カスタム・フィールドを Azure DevOps 作業項目に追加します。このカスタム・フィールドは、Azure DevOps 作業項目にマップされる ALM 要件の ID を格納するために使用されます。

  1. Azure DevOps 組織にログインします。

  2. ページの左側の表示枠の下部にある[Organization settings]をクリックします。

  3. ページの左側の表示枠で、[Boards]の下にある[Process]をクリックします。

  4. [All processes]リストから、継承されたプロセスを選択し、カスタム・フィールドを追加する作業項目タイプを選択します。

  5. New field]をクリックします。

  6. カスタム・フィールドに名前を付け、タイプとして Integer を選択します。[Add field]をクリックします。

ALM サーバ設定の追加

Azure DevOps 用の ALM テスト管理拡張機能に複数の ALM サーバ設定を追加できます。

ALM サーバ設定を追加するには、次の手順を実行します。

  1. Azure DevOps 組織にログインします。ページの左側の表示枠の下部にある[Organization settings]をクリックします。

  2. Extensions]で、[ALM Settings]をクリックします。

  3. [ALM Settings]ページの[ALM Servers]セクションで、[Add an ALM server]をクリックします。

  1. ALM サーバの属性を設定し、[Create]をクリックします。

    フィールド 説明
    Name ALM サーバ設定の名前を入力します。
    ALM Server

    ALM サーバのアドレスを入力します。

    セキュアなプロトコルを使用する ALM サーバのみがサポートされています。たとえば、https://<ALM_server>:<port_number>/qcbin です。

    Client ID

    API Key Secret

    ALM にアクセスするための API キーのクライアント ID と API キー・シークレットを入力します。

    ALM API キーの管理については、「API キー・アクセスの設定」を参照してください。

  2. Test connection]をクリックして、ALM サーバとの接続をテストします。

  3. Create]をクリックします。

エンティティ・マッピングの追加

ALM サーバ設定を追加した後で、ALM 要件と Azure DevOps 作業項目の間のエンティティ・マッピングを追加できます。

エンティティ・マッピングを追加するには、次の手順を実行します。

  1. Azure DevOps 組織にログインします。ページの左側の表示枠の下部にある[Organization settings]をクリックします。

  2. Extensions]で、[ALM Settings]をクリックします。

  3. [ALM Settings]ページの[Entity Mappings]セクションで、[Add a mapping]をクリックします。

  4. 次の情報を入力して、[Create]をクリックします。

    フィールド 説明
    ALM Server 追加した ALM サーバ設定を選択します。
    ALM Domain マップする ALM プロジェクトがあるドメインを選択します。
    ALM Project マップする ALM プロジェクトを選択します。
    Azure DevOps Custom Field

    「ALM 要件 ID を格納するカスタム・フィールドの追加」で作成したカスタム・フィールドを選択します。

    Azure DevOps Projects マップする Azure DevOps の作業項目タイプがある Azure DevOps プロジェクトを選択します。
    Azure DevOps Work Item Types

    マップする Azure DevOps の作業項目タイプを選択します。

    :選択した Azure DevOps プロジェクトの作業項目タイプのうち、ALM プロジェクトにマップされているものは選択できません。

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同期

Azure DevOps と ALM の間のデータは、Micro Focus Connect を使用するか、または手動で同期できます。

Micro Focus Connect を使用した同期

Micro Focus Connect を使用して Azure DevOps を ALM と同期する場合、マップされた ALM 要件 ID を格納するカスタム・フィールドの値を自動で設定できます。

Micro Focus Connect を使用して同期するには、ALM フィールド Req ID と Azure DevOps に追加したカスタム・フィールドとの間のマッピングを追加します。

手動による同期

カスタム・フィールドの値を手動で入力して、Azure DevOps を ALM と同期できます。

カスタム・フィールドの値を編集するには、次の手順を実行します。

  1. Azure DevOps 組織にログインします。

  2. プロジェクトを開きます。左側の表示枠で、[Boards]>[Work Items]を選択します。

  3. 編集する作業項目をクリックし、作業項目の品質をカバーする ALM 要件 ID でカスタム・フィールドを更新します。

  4. Save]をクリックします。

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ALM テスト・カバレッジ・ウィジェットのサマリ

拡張機能の設定を完了すると、ALM テスト・カバレッジ・ウィジェットが作業項目の詳細に追加されます。

  • ウィジェットには、エンティティに関連するテストの数と、これらのテストの最後の実行のテスト・ステータスが表示されます。

  • 要件 ID をクリックすると、ALM クライアントで要件および関連するテストの詳細にドリル・ダウンします。

  • 特定のテスト・ステータスの数値をクリックすると、そのテスト・ステータスのテストの詳細が新しいウィジェットに表示されます。テスト ID をクリックすると、ALM クライアントで関連するテスト計画にドリル・ダウンします。

  • View <数> linked ALM tests detail]をクリックすると、すべてのテストの詳細が新しいウィジェットで表示されます。テスト ID をクリックすると、ALM クライアントで関連するテスト計画にドリル・ダウンします。

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