テストの自動化
テスト計画の作成には、自動化するテストを選定する作業も含まれます。テストを自動化すると、UFT One、LoadRunner、または Visual API-XP を使用してテスト・スクリプトを作成し、そのテストを実行できます。
テストを自動化すると、テストを短時間かつ無人で実行できます。また、テストを再利用したり、繰り返し実行したりすることができます。たとえば、機能テストやベンチマーク・テスト、単体テスト、ストレス・テスト、負荷テストを自動実行できるほか、アプリケーションに関する詳細情報が要求されるテストも自動実行できます。
テストを自動化するかどうかを決めるときには、次の事項を考慮してください。
自動化に適しているのは、アプリケーションの新しいバージョンが出るごとに実行するテストです。こうしたテストには、アプリケーション全体の基本的な機能の動作を確認する動作確認テストが含まれます。アプリケーションの新しいバージョンが出るたびに、動作確認テストを実行して新しいバージョンの安定性を確認してから、詳細なテストに進みます。
1 つの操作に対して複数のデータ値を使用するテスト(データ駆動テスト)も自動化に適しています。入力するデータ・セットを毎回更新しながら同じテストを手作業で実行すると、時間がかかり非効率的です。自動のデータ駆動テストを作成することによって、複数のデータ・セットを使用したテストを 1 回で実行することができます。
何回も実行するテスト(ストレス・テスト)やマルチユーザのクライアント/サーバ・システムを確認するテスト(負荷テスト)も自動化することをお勧めします。たとえば、テストを 1,000 回繰り返すとします。このテストを手作業で実行するのは、実に非現実的です。この場合には、1,000 回反復実行されるテストを作成できます。
一般に、ユーザによる操作の必要が多ければ多いほど、テストは自動化に適していません。次に示すテスト・ケースは、自動化するべきではありません。
-
ユーザビリティ・テスト ― アプリケーションの使いやすさを検査するための使用方法モデルを提供するテスト。
-
1 回だけ実行するテスト。
-
直ちに実行する必要のあるテスト。
-
ユーザの直感およびアプリケーションの知識に基づいたテスト。
-
結果を予測できないテスト。

