ALM 17.0 の新機能

ALM 17.0 では、以下の新機能と機能拡張が導入されています。

このトピックの内容:

Web Runner

Web Runner に以下の機能拡張が追加されました。

リリース・モジュール

Web Runner に[リリース]タブが追加され、リリースとサイクルを作成できるようになりました。

詳細については、「リリースの作成」を参照してください。

要件モジュール

Web Runner に[要件]タブが追加され、要件を作成できるようになりました。

詳細については、「要件の作成」を参照してください。

テスト・セット・ツリーの作成

テスト ラボ]タブで、フォルダを作成し、テスト・セットをフォルダに追加できるようになりました。

詳細については、「テスト・セットの定義とテストの実行」を参照してください。

ワークフローのカスタマイズ

ワークフロー・スクリプトを追加して、Web Runner のユーザ・アクションとユーザ・インタフェースをカスタマイズできるようになりました。

詳細については、「ワークフロー・スクリプトのカスタマイズ」を参照してください。

[不具合]タブの機能拡張

不具合]タブに以下の機能拡張が追加されました。

  • カラムでの不具合のソートと、不具合カラムのサイズ変更や表示/非表示の切り替えが可能になりました。

  • [不具合]ウィンドウに[履歴]タブが追加されました。不具合フィールドの変更履歴が表示されます。

  • 選択した複数の不具合の 1 つの不具合フィールドを一度に更新できるようになりました。

詳細については、「不具合の作成」を参照してください。

テストの呼び出し

テスト・ステップを設計するときに、別のテストを呼び出して、そのステップをテストに含めることができます。

詳細については、「テスト・ステップの設計」を参照してください。

Web Runner へのアクセスの制限

特定のユーザ・グループによる Web Runner へのアクセスを禁止できるようになりました。

詳細については、「ユーザ・グループとアクセス許可の管理」を参照してください。

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Analysis

アナリシス・モジュールに以下の機能拡張が追加されました。

新しいグラフ・タイプ:テスト実行ツリーマップ

テスト・インスタンスで、新しいグラフ・タイプ「テスト実行ツリーマップ」が利用できるようになりました。これにより、テスト・セットのテスト実行結果を視覚化できます。

詳細については、「テスト実行ツリーマップ」を参照してください。

不具合サマリ・グラフの履歴データのフィルタリング

不具合サマリ・グラフをフィルタリングし、指定した期間中に指定した変更があったレコードを表示できるようになりました。

詳細については、「サマリ・グラフの設定」を参照してください。

新しいプロジェクト・レポート:テスト・セット実行のプレビュー・レポート

テスト・ラボ・モジュールで、新しい定義済みプロジェクト・レポート「テスト・セット実行のプレビュー・レポート」が利用できるようになりました。テストの実行前に、パラメータに実際の値を設定してテストをプレビューできます。

詳細については、「プロジェクト・レポート」を参照してください。

プロジェクト・レポートに自動化テスト・レポートをパッケージとして含める

プロジェクト・レポートに、[自動化テストレポートを含める]オプションが追加されました。このオプションは、ダウンロードされるプロジェクト・レポート・パッケージに BPT テスト結果を .zip ファイルとして含めるかどうかを制御します。

詳細については、「プロジェクト・レポート」を参照してください。

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Quality Insight

Quality Insight に以下の機能拡張が追加されました。

要件とテスト・インスタンスのサポート

Quality Insight Executive Dashboard で、要件とテスト・インスタンス用の KPI カードを作成できるようになりました。

異なるエンティティ・タイプのカードを使用したパーセント・カードのサポート パーセント・カードを作成するときに、分子と分母に異なるエンティティ・タイプのカードを使用できるようになりました。

詳細については、「Executive Dashboard での KPI カードの作成(テクニカル・プレビュー)」を参照してください。

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Test Execution Agent(TEA)

TEA に以下の機能拡張が追加されました。

ALM サーバに TEA ホストを登録する Web Runner で自動化テストを実行する前に、まず ALM サーバの TEA エージェントにテスト・マシンを登録します。
サイト管理で TEA ホスト・サービスを監視する

サイト管理で、ALM 自動テストを実行する TEA ホスト・マシンを監視できます。

詳細については、「Test Execution Agent(TEA)」を参照してください。

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API

ALM API に以下の機能拡張が追加されました。

サイト管理 REST API の更新

サイト管理 REST API に以下の機能拡張が追加されました。

  • Swagger を利用したサイト管理 REST API のドキュメント

    Swagger API 記述形式の使用により、オンプレミスおよび SaaS のサイト管理 REST API で、より読みやすいドキュメントが提供されます。これは、以前のサイト管理 REST API ヘルプを置き換えるものです。

  • SaaS 向けのサイト管理 REST API

    SaaS 向けのサイト管理 REST API が利用可能になりました。これらの API を使用して、ALM SaaS のサイト管理を管理できます。

詳細については、「Site Administration REST API Reference」を参照してください。

ドメイン/プロジェクト・レベルの REST API の更新

ドメインおよびプロジェクト・レベルの REST API に、次の更新が追加されました。

  • order-by 句での大文字と小文字を区別しないソートのサポート

    order-by 句を使用して、返された項目を大文字と小文字を区別せずにフィールドでソートできるようになりました。

  • /qcbin/authentication-point/alm-authenticate の拡張

    /qcbin/authentication-point/alm-authenticate 認証方法で、JSON がサポートされるようになりました。この方法を使用して認証を行うことをお勧めします。

  • 廃止の可能性がある項目

    次の認証方法は、将来のバージョンで廃止される予定です。使用を停止することをお勧めします。

    • /qcbin/authentication-point/authenticate

    • /qcbin/api/authentication/sign-in

    認証を受けるには、代わりに /qcbin/authentication-point/alm-authenticate 認証方法を使用してください。

詳細については、「REST API Reference(Core)」を参照してください。

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管理レポート

http://<ALM サーバ>:<ポート番号>/qcbin/v2/sa/api/admin-report REST API を呼び出して、管理レポートを生成できます。管理レポートでは、アクティブなプロジェクトと非アクティブなプロジェクトの数、リポジトリとデータベースのサイズなど、システムの使用状況を把握するのに役立つ重要なシステム・データが収集されます。

詳細については、「管理レポート」を参照してください。

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SSO 設定ウィザード

新しい SSO 設定ウィザードを使用すると、画面に表示されるステップごとのガイダンスに従って SSO 認証をセットアップできます。

詳細については、「SSO 認証の設定」を参照してください。

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監査

ALM の監査では、次のことを制御できます。

指定したカテゴリの監査ログの保持 AUDIT_LOG_FILTER パラメータを使用して、指定したカテゴリの監査ログのみを保持できるようになりました。
最後のログインとログアウトの時刻の保存

新しい ENABLE_AUDIT_LOGIN_LOGOUT_TIME パラメータが Y に設定されている場合、ユーザの最後のログインとログアウトの時刻がデータベースに保存されます。

詳細については、「ALM の監査」を参照してください。

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自動メール

自動メールに以下の機能拡張が追加されました。

  • 不具合メールに表示されるフィールドをカスタマイズできるようになりました。

  • 非アクティブ化されたユーザが自動メールを受信しないようにしました。

詳細については、「自動メールの設定」を参照してください。

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サイト管理

サイト管理に以下の機能拡張が追加されました。

完了した非同期タスクの通知

非同期タスクが完了すると、タスク・ステータス・ボタンに、タスクが完了したことを知らせるツールヒントが表示されます。

詳細については、「非同期実行の監視」を参照してください。

各グループの接続ユーザ数の表示

接続しているユーザをグループ化すると、各グループの接続ユーザ数がグループ名に表示されます。

詳細については、「[モニタ]タブ」を参照してください。

ライセンス使用状況レポートのプロジェクトによるフィルタリング

ライセンス使用状況レポートのデータをドメイン/プロジェクトでフィルタリングする機能が、ALM SaaS でも利用できるようになりました。

詳細については、「ライセンス使用状況レポート」を参照してください。

監査ログ・テーブルの最新化

ALM SaaS でのみ利用可能です。

モニタ]>[監査ログ]タブの監査ログ・テーブルがさらに最新化され、使いやすさが向上しました。

詳細については、「[モニタ]タブ」を参照してください。

MS-SQL データベース作成時の ALM ユーザ・パスワードの設定

MS-SQL(SQL 認証)データベースの作成時に ALM td ユーザのパスワードを設定できるようになりました。

詳細については、「データベース・サーバの追加」を参照してください。

サポートの追加

サイト管理で、以下のものがサポートされるようになりました。

  • (オンプレミスのみ)AutoPass License Server

  • CAC 認証

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プロジェクトのエクスポート

プロジェクトのエクスポート・メカニズムが最適化され、プロジェクトをエクスポートするために必要な ALM サーバの一時ストレージ容量が小さくなりました。

詳細については、「プロジェクトのエクスポート」を参照してください。

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一般的な機能拡張

ALM モジュール全体に以下の機能拡張が追加されました。

コメントにユーザの正式名を表示

コメントを追加すると、[コメント]パネルにユーザ名だけでなく正式名も表示されます。

詳細については、「コメントの追加」を参照してください。

ユーザ・ドロップダウン・リストにユーザ・ステータスを表示

ユーザ・ドロップダウン・リスト・フィールドでは、各ユーザの横にアイコンが表示され、そのユーザがアクティブであるかどうかを示します。

詳細については、「ユーザ・ステータス・インジケータ」を参照してください。

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機能の削除

ライセンス]タブは、従来のサイト管理から削除されました。ALM ライセンスを管理するには、新しいサイト管理を使用します。

詳細については、「サイト管理(従来のバージョン)」を参照してください。

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参照情報: