ホストの割り当て

システムは、タイムスロットの予約時に、要求されたすべてのホストの可用性を計算します。タイムスロットの予約は、要求されたすべてのホストが割り当て可能である場合にのみ成功します。

ホストは次のように割り当てられます。

  • テスティング・ホスト・グリッドで定義された特定のホストは、利用可能で稼働中であるかぎり、テストに割り当てできます。特定のホストは、非稼働であってもメンテナンスに割り当てできます。

  • 自動適合ホストは、要求されたプロパティを持つ特定のホストと組み合わせられます。ホストは、次の条件が確認されると割り当てられます。

    • プロジェクトのホスト・プールにあるホストの中で、稼働中で利用可能であり、自動適合ホストの要求プロパティと一致するすべてのホストについて、そのリストがラボ管理OpenText Application Quality Management によって作成されます。

    • 条件を満たすホストのこのリストから、ホストの優先度、ホストが属するプールの数、ホストに割り当てられた目的、ホストの属性を考慮に入れ、要求されたプロパティに最も適したホストがシステムによって割り当てられます。次に、類似するプロパティの他に追加プロパティも持つ他のホストを、他のテスト実行への割り当てでも使用できるようにホストが割り当てられます。

    注: ホストは、自動選択に含められないようにブロックできます。詳細については、ヘルプを参照してください。

多数の条件やシステムの変更で、ホストの割り当てに影響が生じる場合があります。その場合、システムはタイムスロット間で利用可能なホストを再シャッフルして、全体的なリソース利用率を最適化しようとします。

常にホストを適切にシャッフルできるとはかぎりません。その場合、タイムスロットは割り当てが不完全になり、無効になる可能性があります。要求されたホストが再度利用可能になるか、または別のホストを割り当てできるようになると、タイムスロットはすぐに再度有効になります。

例:  

  • 割り当てられたホストが非稼働になると、システムによって非稼働のホストに代わる別のホストの検索が試行されます。
  • バージョン管理の有効なプロジェクトで、テストが自動タイムスロットにリンクされ、チェックアウトされ、変更され、タイムスロットの開始前に再度チェックインされた場合、そのタイムスロットによって、更新されたリソースの可用性が再計算されます。

ホストの割り当て方法と必要に応じた再シャッフルの方法を表示するには、ホストの割り当てと再シャッフルの例を参照してください。