ビジネス・ビュー Microsoft Excel レポート

ビジネス・ビュー Excel レポートの作成と修正は Microsoft Excel で実行できます。こうして、Excel のあらゆる機能を使ってデータを分析してから、レポートを OpenText Application Quality Management にアップロードできます。

このトピックの内容:

前提条件

ビジネス・ビュー Excel レポートを生成する前に、次の前提条件を準備してください。

サポートされているバージョンの Microsoft Excel

サポートされているバージョンの Microsoft Excel がインストールされていることを確認します。

詳細については、サポート・マトリクスを参照してください。

ALM Business Views Microsoft Excel アドインのインストール

マーケットプレイスから ALM Business Views Microsoft Excel アドインをインストールします。

注:

  • ALM Business Views Microsoft Excel アドインは、32 ビット用と 64 ビット用があります。32 ビットバージョンは、Microsoft Office 32 ビットでのみ使用できます。64 ビットバージョンは、Microsoft Office 64 ビットでのみ使用できます。

  • ALM Business Views Microsoft Excel Add-in をインストールしなかった場合、アナリシス・モジュールでビジネス・ビュー Excel レポートを作成する際に、このアドインをインストールするように求められます。

    マーケットプレイスからインストールする場合、自分だけを対象にインストールするか、マシンのすべてのユーザを対象にインストールするかを選択できます。すべてのユーザを対象にインストールするには、管理者権限が必要です。

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[BV Excel Add-in]タブ

アドインをインストールすると、Microsoft Excel で[BV Excel Add-in]タブを使用できるようになります。このタブでは、ビジネス・ビュー Excel レポートを作成して設定できます。

UI 要素

説明

接続

ログイン画面を開きます。

切断

ログアウトします。

プロジェクトの切り替え

同じセッションで別のプロジェクトに切り替えるためのログイン画面を開きます。

追加

[ワークシートの追加]ダイアログ・ボックスを開き、選択した各ビジネス・ビューに対する新規ワークシートを作成します。

設定の表示

[ワークシートの設定]表示枠の表示を切り替えます。

自動更新

設定が変更されるたびにアクティブなワークシートを自動的に更新します。

行数の上限

各ビジネス・ビュー・ワークシートに表示される行の最大数を設定します。

注:値を 0 に設定すると、すべての行が取得されます。

更新

現在のワークシートを更新します。

すべて更新

すべてのワークシートを更新します。

新規レポート

[ワークシートの追加]ダイアログ・ボックスを開き、選択した各ビジネス・ビューに対する新規ワークシートを新規 Excel ワークブックに作成します。

開く

ファイルまたはアナリシス・ビューのツリーからビジネス・ビュー Excel ワークブックを開きます。

上書き保存

現在のビジネス・ビュー Excel ワークブックをファイルまたはアナリシス・ビューのツリーに保存します。

オプション

[BV Excel Addin Options]ダイアログ・ボックスが開きます。

  • ログを有効にする:クリックすると、Excel レポートの作成中に発生するすべてのアクティビティのログが作成されます。

  • ログ・ファイルのパスログ・ファイルの場所。[参照]ボタンをクリックして、ログ・ファイルのパスを選択します。

ヘルプ

アドインに対するヘルプが開きます。

ヘルプが開くのは、ログインしている場合だけです。

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Microsoft Excel からのログイン

Microsoft Excel に ALM 経由ではなく直接アクセスする場合は、Microsoft Excel から ALM にログインする必要があります。

Microsoft Excel からログインするには、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Excel を開きます。

  2. BV Excel Add-in]タブにある[Connect]をクリックします。

  3. 次のログイン情報を入力して、[Connect]をクリックします。

    Server URL

    次の形式の ALM サーバの URL:

    http://<ALM サーバの URL>:<ポート番号>/qcbin

    User Name

    Password

    ALM ユーザ名とパスワード

    Standard Authentication

    External Authentication

    Standard Authentication]または[External Authentication]を選択します。

    • Standard Authentication:ALM サーバの URL、ログイン名、およびパスワードを入力します。[Authenticate]をクリックします。

    • External Authentication:次のいずれかを選択します。

      • CAC(Common Access Card)対応環境の場合:

        Web サーバ URL を入力し、[External Authentication]をクリックします。証明書を選択します。

      • SiteMinder 対応環境の場合:

        Web サーバの URL を入力し、[Single Sign-On]を選択します。[External Authentication]をクリックします。ユーザ名とパスワードを入力します。

    アドインからのクライアント証明書認証を要求する Web サーバで構成された ALM サーバへのアクセスを有効にするには、次の手順を実行します。

    1. BV Excel アドインのインストール・フォルダでファイル ALM.Analysis.ExcelAddin.dll.config を見つけます。標準設定では、以下の場所にあります。C:\ProgramData\MicroFocus\ALM-Client\ExcelReportAddin.
    2. ファイルを開き、次の行を追加します。<add key="CLIENT_CERTIFICATE_REQUIRED" value="Y"/>を追加して保存します。
    3. Microsoft Excel を再起動します。

     

    プロキシ設定

    プロキシ設定を行うには、[Proxy Settings]をクリックします。

    標準設定では、接続はシステムのプロキシ設定を介して行われます。別のプロキシ・サーバを使用するには、プロキシのオプションで[Use a Proxy Server.]を選択します。[Proxy Server]の下に、プロキシの詳細と資格情報を入力します。

    Domain

    Project

    対象のドメインとプロジェクトを選択します。

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ビジネス・ビュー Excel レポートの生成

Microsoft Excel でビジネス・ビュー Excel レポートを作成、設定し、そのレポートを ALM にアップロードしてレポートを生成します。

ビジネス・ビュー Excel レポートを生成するには、次の手順を実行します。

  1. ビジネス・ビュー Excel レポートをアナリシス・ツリーに追加します。

    1. OpenText Application Quality Management サイドバーの[ダッシュボード]の下で、[アナリシス ビュー]を選択します。

    2. 非公開または公開ルート・フォルダの下のフォルダを右クリックし、[新規フォルダ]を選択します。

    3. フォルダを右クリックし、[新規ビジネス ビュー Excel レポート]を選択します。[新規ビジネス ビュー Excel レポート]ダイアログ・ボックスで、ビジネス・ビュー Excel レポートの名前を入力します。

  2. ビジネス・ビュー Excel レポートを Excel で作成します。

    1. OpenText Application Quality Management の分析モジュールで、ビジネス・ビュー Excel レポートを選択します。[設定]タブで[新規 Excel]をクリックします。Excel が開いて、リボンに[ALM BV Excel Add-in]タブが表示されます。

    2. ALM BV Excel Add-in]タブで、[追加]をクリックして同じ Excel ブックにビジネス・ビュー Excel ワークシートを追加するか、[新規レポート]をクリックして新規 Excel ブックにビジネス・ビュー Excel ワークシートを追加します。

    3. ビジネス・ビューを選択して、[OK]をクリックします。

      複数のビジネス・ビューを選択するには、Shift または Ctrl キーを使用します。新しいビジネス・ビュー Excel ワークシートが追加され、[ワークシートの設定]表示枠がアクティブになります。

  3. ビジネス・ビュー Excel レポートを Excel で設定します。

    設定の表示]をクリックして[ワークシートの設定]表示枠に切り替え、次の設定を行います。

    レポートに含めるフィールドの選択

    [ワークシートの設定]表示枠の[フィールド]タブで、レポートから除外するフィールドを選択します。

    複数のフィールドを選択するには、Shift または Ctrl キーを使用します。

    レポートに含めるデータのフィルタ

    [ワークシートの設定]表示枠の[フィルタ]タブで、フィルタするフィールドを選択し、フィルタ条件を入力します。

    注:メモ(CLOB)フィールドに基づくフィルタは使用できません。

    レポートのソート

    [ワークシートの設定]表示枠の[ソート]タブで、レポートのソートに使用するフィールドを選択し、ソート条件を設定します。

    一度に最大 5 つのフィールドを基準に並べ替えできます。

    注:メモ(CLOB)フィールドに基づくソートは使用できません。

    レポートに含めるプロジェクトの選択

    [ワークシートの設定]表示枠の[詳細]タブで、[ドメインとプロジェクト名を含める]を選択し、レポートに含めるプロジェクトを選択します。

    現在のプロジェクトだけを使用する:現在のプロジェクトだけをレポートに含める場合に選択します。

    クエリの編集

    [ワークシートの設定]表示枠の[詳細]タブで、[クエリの編集]をクリックして、DQL クエリを直接編集することによりレポートを設定します。

    クエリを編集した場合、[ワークシートの設定]表示枠のその他のタブは無効になり、フィールドの選択、ソート、フィルタはすべて DQL クエリで直接行われます。

  4. OpenText Application Quality Management にビジネス・ビュー Excel レポートをインポートします。

    ビジネス・ビュー Excel レポートは、Excel から OpenText Application Quality Management に直接アップロードできます。Excel で、[保存]ボタンの下の矢印をクリックして、[OpenText Application Quality Management に保存]を選択します。

    また、Excel でレポートをファイルとして保存し、後で OpenText Application Quality Management にアップロードすることもできます。OpenText Application Quality Management でファイルをアップロードするには、次の手順を実行します。

    1. Excel で、[保存]ボタンの下の矢印をクリックして、[ファイルに保存]を選択します。検索ウィンドウで、保存する場所に移動し、ファイル名を入力して、[保存]をクリックします。

    2. OpenText Application Quality Management のアナリシス・モジュールの[設定]タブで、アップロードボタンをクリックします。

    3. 検索ウィンドウで目的のファイルを探し、[開く]をクリックします。選択したファイル名が[ファイル名]フィールドに表示されます。

  5. ビジネス・ビュー Excel レポートを生成します。

    ビジネス・ビュー Excel レポートを生成すると、すべてのデータが更新され、Excel ファイルが保存され、そのファイルが Excel で開きます。

    1. OpenText Application Quality Managementアナリシス・ビューで、をクリックします。

    2. 設定]タブで[生成]をクリックします。

    3. 検索ウィンドウで、レポートを保存する場所を探し、[保存]をクリックします。レポートが保存され、Excel で開きます。

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