ジェスチャー

このトピックでは、デバイスをリモートで操作する際に、ネイティブ、Mobile Web、およびハイブリッドアプリでタッチジェスチャーを記録するためのDigital Labのサポートについてまとめます。

概要

ジェスチャーのサポートは、テストするアプリの種類によって異なります。

アプリの種類	説明
ネイティブ	モバイルオペレーティングシステムの特定の言語で記述されたアプリ。これらはデバイスにダウンロードされ、デバイスの内部ソフトウェアとハードウェアで実行され、デバイスの機能を最大限に活用できます。
Mobile Web	HTML5やJavaなどの一般的なWeb言語で記述され、デバイスのWebブラウザー経由でアクセスできるクロスプラットフォームのインターネット対応アプリです。デバイスのネイティブ機能は、Mobile Webアプリではアクセスできません。
ハイブリッド	両方の特性を持つ中間的なアプリです。ハイブリッドアプリは言語の組み合わせで記述されており、ソフトウェアシェルを活用して、ユーザーがカメラやGPSなどのデバイスのネイティブ機能を利用できるようにします。これは純粋なWebアプリでは不可能です。

注: パッケージアプリでジェスチャーを記録する場合、スクリプトはパッケージアプリでのみ再生できます。非パッケージアプリでは、物理デバイスのジェスチャーは記録されません。

次のジェスチャーは、Androidネイティブアプリでサポートされています。

Androidハイブリッドアプリでは、次のジェスチャーがサポートされています。

次のジェスチャーは、Android Webアプリでサポートされています。

ジェスチャー	Digital Lab Browser	Chrome
スクロール	スワイプとして記録します。	スワイプとして記録します。
パン (ドラッグアンドドロップ)	スクリプトにステップを追加します。	スクリプトにステップを追加します。
スワイプ
長押し	期間は記録されません。	期間は記録されません。
タップ/クリック
ピンチ		遅れて記録します。ピンチの次のステップまで待機し、その後、両方を記録します。

エージェントアプリは、Apple Developerアカウントの開発証明書と、同じアカウントに属する開発プロビジョニングプロファイルで署名する必要があります。> 以前のバージョンのDigital Labからアップグレードする場合は、エージェントアプリに再署名する必要があります。

iOSネイティブアプリでは、次のジェスチャーがサポートされています。

エージェントアプリは、Apple Developerアカウントの開発証明書と、同じアカウントに属する開発プロビジョニングプロファイルで署名する必要があります。以前のバージョンのDigital Labからアップグレードする場合は、エージェントアプリに再署名する必要があります。

注: パッケージ化されたハイブリッドアプリとパッケージ化されていないハイブリッドアプリの両方に、開発証明書で署名する必要があります。詳細については、iOSアプリの署名を参照してください。

iOSハイブリッドアプリでは、次のジェスチャーがサポートされています。

ジェスチャー	パッケージアプリ	非パッケージアプリ
スクロール	スワイプとして記録します。	スワイプとして記録します。
パン (ドラッグアンドドロップ)	スクリプトにステップを追加します。	スクリプトにステップを追加します。
スワイプ
長押し	遅れて記録します。プレスの次のステップまで待機し、次に両方を記録しますが、期間は記録しません。	遅れて記録します。プレスの次のステップまで待機し、次に両方を記録しますが、期間は記録しません。
タップ/クリック
ピンチ		スクリプトにステップを追加します。

エージェントアプリは、Apple Developerアカウントの開発証明書で署名する必要があります。以前のバージョンのDigital Labからアップグレードする場合は、エージェントアプリに再署名する必要があります。

次のジェスチャーは、iOS Webアプリでサポートされています。