ログを収集してサニタイズする

OpenText Functional Testing Labサーバーとコネクターのログを収集してサニタイズできます。

このセクションは、OpenText Core SDPおよびOpenText Core Functional Testing Labには関連していません。

概要

コマンドラインでスクリプトを実行して、サーバーとコネクターのログを収集してサニタイズできます。特定のマシンのログを選択するか、最新のログのみを選択することにより、ログのサイズを制限できます。ログファイルには多数のファイルが含まれている可能性があるため、これは便利です。特定のマシンまたは期間のみに関心がある場合は、特定のログをダウンロードすると、探している情報を簡単に特定できます。このスクリプトを使用すると、マシンアドレスやユーザー名などの機密情報をマスクして、このデータがログに含まれないようにすることもできます。

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スクリプトの実行

OpenText Functional Testing Labサーバーのbinフォルダーでログサニタイゼーションスクリプトを実行します。パラメーター-outputおよび-adminExecutionTokenは必須です。

OS コマンド
Windows <Functional Testing Lab for Mobile and Web Server_server_installdir>\server\bin\log_sanitization.bat -output <宛先フォルダー> -adminExecutionToken <実行キー文字列>


ファイルへのデフォルトパス: C:\Program Files\Functional Testing Lab for Mobile and Web Server Server\server\bin\log_sanitization.bat

Linux <FunctionalTestingLabForMobileAndWeb_server_installdir>/server/bin/log_sanitization.sh -output <宛先フォルダー> -adminExecutionToken<実行キー文字列>


ファイルへのデフォルトパス: /opt/FunctionalTestingLabForMobileAndWeb/server/bin/log_sanitization.sh

次の表には、スクリプトパラメーターが含まれています。

パラメーター オプション
-collectServer
  • yes (デフォルト)
  • no
-collectConnectors
  • all (デフォルト)
  • specific

    このパラメーターを使用する場合は、コネクターの名前も指定する必要があります。[デバイスラボ] > [コネクター] タブに表示される名称です。

-collectPeriod
  • all (デフォルト)
  • latest
-dataToMask
  • all (デフォルト)
  • usernames
  • app_details

    アプリ名とバンドルIDをマスクします

  • machine_addresses
  • directories

    ファイルシステムパス: ベースインストールディレクトリ、ベースストレージディレクトリ、ベース一時ディレクトリ。

-output ログを保存するディレクトリ。
-adminExecutionToken OpenText Functional Testing Lab管理者ユーザーの実行アクセスキー。アクセスキーの詳細については、アクセスキー管理を参照してください。

例:

これは、スクリプトを実行して最新のサーバーとコネクターのログを収集し、すべてのデータをマスクする例です。

C:\Program Files\Functional Testing Lab for Mobile and Web Server Server\server\bin\log_sanitization.bat -output C:\MyLogs -adminExecutionToken "client=oauth2-*******@opentext.com; secret=***********; tenant=*******" -collectPeriod latest -dataToMask all