DevWeb テスト
このトピックでは,Controller で DevWebスクリプトを使用する方法について説明します。
DevWeb スクリプトを使用した負荷テストの実行
Controller では,VuGen で作成された DevWeb スクリプトを使用して負荷テストを実行できるほか,DevWeb スタンドアロンで作成したスクリプトをアップロードすることができます。
DevWeb スタンドアロンでのスクリプトの作成では,柔軟なコーディングと複数の IDE との統合を活用できます。作成した DevWeb スタンドアロンのスクリプトは,Controller シナリオに直接アップロードして実行できます。必要な変換は自動的に実行されるため,スクリプトのプロパティは Controller の実行環境設定 UI で表示できます。このスクリプトは VuGen で作成された DevWeb スクリプトに似ています。
DevWeb スクリプトは,シナリオに追加し,他のテストと共存させてテストを実行できます。実行環境設定を編集することもできます。通常は,他の Web ベースのプロトコルと同じ方法でスクリプトを使用できます。
DevWeb スクリプトのシナリオへの追加
このタスクでは,VuGen または DevWeb スタンドアロンで作成された DevWeb スクリプトをシナリオに追加する方法について説明します。
DevWeb スクリプトをアップロードするには,次の手順を実行します。
- Controller のメイン・ツールバーで,[新規シナリオ]ボタン をクリックします。
- [新規シナリオ]ダイアログ・ボックスの[シナリオで使用するスクリプトを選択]領域で,[LoadRunner スクリプト]ラジオ・ボタンを選択します。
- [参照]ボタンをクリックし,[スクリプトを開く]ダイアログ・ボックスで,DevWebスクリプトの場所を参照します。
-
[ファイルの種類]フィールドで,[DevWeb スクリプト (*.js)]を選択します。
- JavaScript ファイルを選択し,[開く]をクリックします。
- [新規シナリオ]ダイアログ・ボックスで[OK]をクリックします。[デザイン]タブで,DevWeb スクリプトを含むシナリオが開きます。
実行環境設定
Controller から DevWeb スクリプトの実行環境設定を編集できます。スクリプトの右クリックメニューで[実行環境設定]を選択して,DevWeb 専用の[実行環境設定]ウィンドウを開きます。
この[実行環境設定]ウィンドウでは,次のようなスクリプトの実行プロパティを定義できます。
- 実行論理
- ログ機能の設定
- プロキシ設定(PAC のサポートを含む)
- HTTP,SSL,暗号化の設定
- 再生中のスナップショットの作成
注: スクリプトがシナリオに追加されると,[再生中にスナップショットを作成する]が[エラー時に作成]に設定されます。設定を[作成しない]または[常に作成する]に変更できますが,スナップショットの作成は負荷テスト中のパフォーマンスに影響する可能性があることを考慮してください。
DevWeb の測定値
DevWeb テストの測定値は,Web ベースのカテゴリでグラフに報告されます。
DevWeb テストには[秒ごとの送信バイト数]グラフという追加のグラフがあります。このグラフには,DevWeb 仮想ユーザがサーバに送信したデータの量が表示されます。
詳細については,「Web リソースの監視の概要」および「[秒ごとの送信バイト数]グラフ」を参照してください。
関連項目: