メッセージ 26601 ~ 26620
注: 上記の範囲内のエラー・コードがこのリストにない場合,内部エラーと見なされます。その場合,特定のユーザ・トラブルシューティング・ガイドラインは用意されていません。
メッセージ・コード 26601
解凍関数(wgzMemDecompressBuffer)が失敗しました。戻り値: code='return code' ('string'), inSize='input buffer', inUse='input bytes processed', outUse='output buffer'
バッファの解凍に失敗しました。負のリターン・コードは,解凍モジュールでのシステム・エラーを示します。-4 の値は,メモリが十分にないことを示しています。文字列は,関数で発生した問題の説明です。入力バッファのサイズ(バイト単位,"inSize"),処理された入力バイト数("inUse"),出力バッファに書き込まれたバイト数("outUse")がすべて指定されます。
トラブルシューティング
- 文字列で説明されている問題の解決を試みます。
- リターン・コードが -4 の場合は,マシンのメモリ・リソースを確認し,不要なプロセスをすべて閉じます。
メッセージ・コード 26602
解凍初期関数(wgzMemDecompressOpen)が失敗しました。戻り値: code='return code' ('string'), returned handle='decompression handle'
解凍モジュールの初期化に失敗しました。リターン・コードの -4 は,メモリが十分にないことを示します。リターン・コードの -7 は,解凍関数がサポートされていないことを意味します(つまり,gzip,deflate,compress,または identity ではありません)。その他の負の値は,システム・エラーを示します。文字列は,関数で発生した問題の説明です。
トラブルシューティング
- 文字列で説明されている問題への対処を試みます。
- リターン・コードが -4 の場合は,マシンのメモリ・リソースを確認し,不要なプロセスをすべて閉じます。
- リターン・コードが -7 の場合:
- 仮想ユーザ・スクリプトに web_add_header または web_add_auto_header 関数が含まれていて,それが "Accept-Encoding" およびサポートされていない値を指定している場合は,コメントアウトしてみます。
- "Accept-Encoding" を指定して web_add_header または web_add_auto_header 関数を追加する場合は,サポートされている値("gzip" など)を使用します
メッセージ・コード 26603
解凍バッファに十分なメモリ('required bytes' bytes)がありません。
解凍バッファのメモリが不足しています。
トラブルシューティング
- マシンのメモリ・リソースを確認し,不要なプロセスをすべて閉じます。
メッセージ・コード 26604
"Content-Encoding" がサポートされていません。
警告メッセージ。Content-Encoding の値は,エンティティに適用された,または適用できるエンコード変換を示します。サポートされる値は,"gzip","deflate" または "identity" です。"compress" はサポートされていません。これが問題になるのは,応答が暗号化されていると考えられるときに,特定の値の表示または検索を行う場合のみです。
トラブルシューティング
- 仮想ユーザ・スクリプトに web_add_header または web_add_auto_header 関数が含まれていて,それが "Accept-Encoding" およびサポートされていない値を指定している場合は,コメントアウトしてみます。
- "Accept-Encoding" を指定して web_add_header または web_add_auto_header 関数を追加する場合は,サポートされている値("gzip" など)を使用します
メッセージ・コード 26606
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
サーバが,再生でサポートされていないエラー・コードを返しました。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
メッセージ・コード 26607
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
再生で使用している HTTP バージョンが,サーバでサポートされていません。サーバは,「サポートされていない HTTP のバージョン」というエラーで応答しました。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
- [実行環境設定]>[インターネット プロトコル]>[基本設定]>[HTTP バージョン]で,HTTP バージョンを "1.0" に変更してみます。
メッセージ・コード 26608
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
ゲートウェイ/プロキシとして機能しているサーバが,上流のサーバから応答をタイムリーに受信しませんでした。サーバが次のエラーを返しました: 「ゲートウェイのタイムアウト」。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
- 失敗したシナリオを再度実行し,同時に,別のマシン上のブラウザから,テストしている URL またはアプリケーションにアクセスしてみます。応答時間が長すぎる場合は,サーバまたはサーバ・アプリケーションがそのような負荷に耐えられない可能性があります。サーバのボトルネックを解析し,サーバ・パフォーマンスの最適化を試みる必要があります。
- Controller 上でシナリオを実行し,Analysis の結果を使用してサーバや,DNS,ネットワークのボトルネックを特定し,サーバ・パフォーマンスの最適化を試みます。
- プロキシ・サーバを使用している場合は,使用せずにシナリオを実行してみます。
メッセージ・コード 26609
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
現在,サーバは要求を処理できません。サーバが次のエラーを返しました: 「サービスは利用不可」。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
メッセージ・コード 26610
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
ゲートウェイ/プロキシとして機能しているサーバが,上流のサーバが無効な応答を返したことを報告しました。ゲートウェイが次のエラーを返しました: 「無効なゲートウェイ」。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
- プロキシ・サーバを使用している場合は,使用せずにシナリオを実行してみます。
メッセージ・コード 26611
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
再生が,サポートされていない要求をサーバに送信しました。サーバは,「実装されていません」というエラーで応答しました。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
- スクリプト内の先行する web_add_header および web_add_auto_header 呼び出しをすべてコメントアウトまたは削除します。
- スクリプト内の値で,相関が必要なものがないか確認します。
メッセージ・コード 26612
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
再生が,サポートされていない要求をサーバに送信しました。サーバは,「サーバの内部エラー」というエラーで応答しました。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
- スクリプト内の先行する web_add_header および web_add_auto_header 呼び出しをすべてコメントアウトまたは削除します。
- スクリプト内の値で,相関が必要なものがないか確認します。
メッセージ・コード 26613
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
サーバが,再生でサポートされていないエラー・コードを返しました。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
メッセージ・コード 26614
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
再生が "Expect" を含む要求ヘッダを送信しましたが,サーバはそのヘッダをサポートしていません。サーバは,「Expect が失敗しました」というエラーで応答しました。スクリプトが,"Expect" を指定して,web_add_header や web_add_auto_header を指定した可能性があります。
トラブルシューティング
- スクリプト内の先行する web_add_header および web_add_auto_header 呼び出しで,"Expect" を指定しているものをすべてコメントアウトまたは削除します。
メッセージ・コード 26615
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
再生が "Range" を含む要求ヘッダを送信しましたが,サーバはそのヘッダをサポートしていません。サーバは,「要求された範囲に対応できません」というエラーで応答しました。スクリプトが,"Range" を指定して,web_add_header や web_add_auto_header を指定した可能性があります。
トラブルシューティング
- スクリプト内の先行する web_add_header および web_add_auto_header 呼び出しで,"Range" を指定しているものをすべてコメントアウトまたは削除します。
メッセージ・コード 26616
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
再生が,"Content-Encoding" を含む要求ヘッダを送信しましたが,サーバはそのヘッダをサポートしていません。サーバは,「サポートされていないメディア タイプ」というエラーで応答しました。スクリプトが,"Content-Encoding" を指定して,web_add_header や web_add_auto_header を指定した可能性があります。
トラブルシューティング
- スクリプト内の先行する web_add_header および web_add_auto_header 呼び出しで,"Content-Encoding" を指定しているものをすべてコメントアウトまたは削除します。
メッセージ・コード 26617
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
サーバは,再生から送信された要求の処理を拒否しています。これは,リクエスト URL が,サーバで解釈可能な長さを超えているためです。サーバは,「リクエスト URI が長すぎます」というエラーで応答しました。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
- web_custom_request への要求を POST メソッドに置き換えてみます。
メッセージ・コード 26618
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
サーバは,再生から送信された要求の処理を拒否しました。これは,リクエスト URI が,サーバで解釈可能な大きさを超えているためです。サーバは,「Request Entity Too Large(要求エンティティが大きすぎる)」というエラーで応答しました。
トラブルシューティング
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスしてみます。
メッセージ・コード 26619
HTTP ステータス・コード='HTTP error code'_ld ('server returned status code phrase'): 'URL address'
再生が "If-*" を含む要求ヘッダを送信しましたが,サーバはそのヘッダをサポートしていません。サーバは,「前提条件を満たしていません」というエラーで応答しました。スクリプトが,"If-*" を指定して,web_add_header や web_add_auto_header を指定した可能性があります。
トラブルシューティング
- スクリプト内の先行する web_add_header および web_add_auto_header 呼び出しで,"If-*" を指定しているものをすべてコメントアウトまたは削除します。