メッセージ 27001 ~ 27100

注: 上記の範囲内のエラー・コードがこのリストにない場合,内部エラーと見なされます。その場合,特定のユーザ・トラブルシューティング・ガイドラインは用意されていません。

メッセージ・コード 27077

実行環境設定の[反復ごとに新規ユーザをシミュレートする]がオンになっている場合,"vuser_init" セクションには web 関数が含まれます。これにより,複数の反復を実行した場合に,予期しない結果となることがあります

これは,Web 再生 "user model" で複数の反復を実行しているときの警告メッセージです。これは,次のような場合に発生する可能性があります。

  • 反復ごとに新しいユーザがサイトにアクセスすることをエミュレートするとき。この場合,Init(および End)セクションは空にし,「コンテキスト」(前の反復からの残り)を「リセット」してから,新しい反復を開始する必要があります。
  • 各反復で,バリエーション(パラメータ化)を使用して,1 人のユーザが同じビジネス・プロセスを繰り返し行うことをエミュレートするとき。たとえば,銀行の窓口係による口座の開設,送金などがその例です。「ログイン」は Init セクションに,「ログアウト」は End セクションに記録できます。この場合,「コンテキスト」はリセットされません。

トラブルシューティング

  • [反復ごとに新規ユーザをシミュレートする]実行環境設定では,これらの可能性が区別されます。これが「オン」の場合,Init セクションは空になります。「オフ」の場合は,Action セクションの最初の Web 関数は,おそらく何らかの準備(「ログイン」など)が Init セクションで実行されたと想定します。これは最初の反復では正しく機能しますが,2 番目の(およびその後の)反復の前には,「コンテキスト」がリセットされ,スクリプトが失敗することがあります。

メッセージ・コード 27079

Cookie 'cookie' の追加に失敗しました(web_reg_add_cookie で登録)。

この Cookie は,遅延追加のために web_reg_add_cookie 関数で登録済みです。おそらく,Cookie の構文が間違っています。エラーが最も多いのは,"expires" フィールドです。

トラブルシューティング

  • Cookie の問題が特定されたら,それより前の web_reg_add_cookie 呼び出しで,その Cookie を指定するものを探し,その部分の修正を行います。

メッセージ・コード 27088

自動相関コールバック・ライブラリ 'library name' をロードできませんでした。'string'

指定された自動相関コールバック・ライブラリをロードできません。インストールが正しく完了しない可能性があります。

トラブルシューティング

  • 理由に示されている問題に対処して,問題の解決を試みます。
  • 指定されたライブラリが<LoadRunner ルート>\bin ディレクトリまたは PATH に存在することを確認します。
  • それでも失敗した場合は,カスタマ・サポートに連絡して,問題について説明し,返された内部エラー・メッセージをお知らせください。

メッセージ・コード 27089

RAW_BODY_START(char * address および int length)に続き,'the position of the parameter passed to the function' 番目の引数であるべき RAW_BODY_END が見つからないか,アクセスできません

RAW_BODY_START 引数の後ろには,2 つの引数(「char *」式および「int」式)と,RAW_BODY_END を順に続ける必要があります。RAW_BODY_END 引数が指定されていないか,間違った状態で指定されています(たとえば,アドレスや長さが欠落しているなど)。

トラブルシューティング

  • RAW_BODY_START の後ろに,アドレス,長さ,RAW_BODY_END が続いていることを確認します。

メッセージ・コード 27090

RAW BODY 引数 char * address='char address' および int length='int length' が見つからないか,アクセスできない保管領域を指定しています。この引数は 'argument_list_ld' 番目の引数である RAW_BODY_START に続きます

RAW_BODY_START 引数の後ろには,「char *」式および「int」式の 2 つの引数を続ける必要があります。このいずれかが指定されていないか,アドレスおよび長さで参照されるメモリがアクセスできません。

トラブルシューティング

  • 2 つの式が指定されていること,およびその 2 つが正しい順序になっていることを確認します。
  • アドレスと長さが有効であることを確認します。

メッセージ・コード 27091

フィルタリング引数が指定されていません

web_add_filter または web_add_auto_filter 関数が呼び出されましたが,フィルタ条件が指定されていませんでした。

トラブルシューティング

  • 関数にフィルタ条件を追加するか,関数呼び出しを削除します。

メッセージ・コード 27092

"web_set_certificate" 関数は Windows のみでサポートされています。代わりに "web_set_certificate_ex" 関数を使用してください

web_set_certificate 関数は,UNIX ではサポートされていません。

トラブルシューティング

  • 代わりに web_set_certificate_ex 関数を使用します。

メッセージ・コード 27095

プロキシ自動設定スクリプト(URL='URL')をコンパイルできませんでした

プロキシ自動設定スクリプトのコンパイルに失敗しました。プロキシスクリプト URL は,実行環境設定で明示的に指定するか,標準ブラウザの設定から取得できます。

トラブルシューティング

  • 前のメッセージを参照して問題を特定し,スクリプトを修正します。
  • プロキシ自動設定スクリプトを無効にします。[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: プロキシ]を開いて,[ユーザ定義プロキシを使用]を無効にします。

メッセージ・コード 27098

プロキシ自動設定スクリプト(URL='URL')をダウンロードできませんでした。前のメッセージを参照してください。[実行環境設定]>[インターネット プロトコル]>[プロキシ]を確認してください

プロキシ自動設定スクリプトのダウンロードに失敗しました。プロキシスクリプト URL は,実行環境設定で明示的に指定するか,標準ブラウザの設定から取得できます。

トラブルシューティング

  • 前のメッセージを参照してください。
  • 実行環境設定または標準ブラウザの設定の URL を確認します。
  • 実行環境を確認するには,次の手順を実行します。[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: プロキシ]を開いて,[ユーザ定義プロキシを使用]および[自動設定スクリプトの使用]>[アドレス]が選択され,プロキシ自動設定(pac)スクリプトのパスと名前が正しく指定されていることを確認します。

    標準ブラウザの設定を確認するには,次の手順を実行します。[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: プロキシ]を開いて,[標準設定の HTTP プロキシ設定を使用]が選択されていることを確認します。URL は,標準ブラウザの設定で指定されます。Internet Explorer の場合,これは[ツール]>[インターネット オプション]>[接続]>[LAN の設定][自動構成スクリプトを使用する]>[アドレス]にあります。

メッセージ・コード 27099

プロキシ自動設定スクリプトのアドレス(URL='URL')が "http:","https:",または "ftp:" で始まっていません。[実行環境設定]>[インターネット プロトコル]>[プロキシ]を確認してください。

無効な URL が,プロキシ自動設定スクリプトのアドレスとして指定されています。URL は,"http:","https:" または "ftp:" で始まる必要があります。プロキシスクリプト URL は,実行環境設定で明示的に指定するか,標準ブラウザの設定から取得できます。

トラブルシューティング

実行環境設定または標準ブラウザの設定で URL を修正します。

  • 実行環境設定を使用するには,次の手順を実行します。[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: プロキシ]を開いて,[ユーザ定義プロキシを使用]をクリックします。[自動設定スクリプトの使用]>[アドレス]を選択し,プロキシ自動設定(pac)スクリプトのパスと名前を指定します。
  • 標準ブラウザの設定を使用するには,次の手順を実行します。[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: プロキシ]を開いて,[標準設定の HTTP プロキシ設定を使用]をクリックします。URL は,標準ブラウザの設定で指定されます。Internet Explorer の場合,これは[ツール]>[インターネット オプション]>[接続]>[LAN の設定][自動構成スクリプトを使用する]>[アドレス]にあります。

    注: 同じ URL を使用して,スクリプトを他のマシンで実行する場合は,仮想ユーザの実行環境設定で URL を指定することをお勧めします。標準ブラウザ(またはその設定)が,すべてのターゲット・マシンで同じになっていることに依存しないようにしてください。

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