実行データの照合
シナリオを実行すると,標準設定ではすべての実行データが各 Load Generator にローカルに保存されます。シナリオを実行した後,分析データを生成する前に結果を照合する必要があります。つまり,すべての Load Generator からの結果を収集して結果フォルダに転送する必要があります。
また,診断サーバからのデータも照合する必要があります。
実行が完了すると実行データを自動的に照合するように LoadRunner を設定できます。また,実行後に実行データを手動で照合することもできます。このように,シナリオを保存しておけば,シナリオを閉じても,Controller でシナリオを再度開いてデータを照合できます。
照合するデータには,結果ファイル,診断ファイル,ログ・ファイルが含まれます。LoadRunner がデータの照合を正常に終了すると,これらのファイルは,収集元の Load Generator から削除されます。
注: エキスパート・モードでは,ログ・ファイルの照合を無効にできます(「シナリオ・オプションを設定する方法」を参照)。
実行データの照合方法については,「シナリオ実行結果を照合する方法」を参照してください。