Controller の紹介

LoadRunner Controller へようこそ。

Controller は,LoadRunner シナリオの作成と制御を行うツールです。シナリオで,各テスト・セッション中に発生するイベントを定義します。エミュレートするユーザ数,ユーザが実行するアクション,エミュレーションを実行するマシンなどを制御します。ご使用のサーバの信頼性と強度をチェックするための負荷テストを作成するのにシナリオを使用します。

シナリオ内の主要項目

シナリオで定義する主要項目は次のとおりです。

  • シナリオ・タイプ: ゴール指向シナリオまたはマニュアル・シナリオ。

  • テスト: 実行する LoadRunner スクリプトまたはユニットテスト。

  • マシン: テストの実行対象のマシン。

  • 仮想ユーザ: 各マシン上で実行される仮想ユーザの数。

  • スケジュール: 仮想ユーザをロードする方法。

  • モニタ: テストの実行時にモニタする対象の測定値。

シナリオ・タイプ

Controller を初めて開くときに,シナリオのタイプをゴール指向かマニュアルか,選択するよう求められます。

  • ゴール指向シナリオ: テストで達成するゴールを定義すると,このゴールに基づいて,LoadRunner が自動的にシナリオを作成します。たとえば,同時に実行する特定の数の仮想ユーザに対してゴールを定義することができます。あるいは,分ごとのページ数,秒ごとのヒット数,秒ごとのトランザクションなどのサーバ・パフォーマンスをテストするためにゴールを定義することも可能です。詳細については,「ゴール指向シナリオのゴール・タイプ」 を参照してください。
  • マニュアル・シナリオ: 手動で仮想ユーザを追加して,スクリプトまたはユニットテストを選択します。それらの仮想ユーザを使用可能なマシンに振り分けます。詳細については,「マニュアル・シナリオ」 を参照してください。

スクリプトおよびテストのタイプ

シナリオ実行中,Controller は仮想ユーザ・スクリプトまたはシステム/ユニット・テストを実行します。

仮想ユーザ・スクリプトは,LoadRunner Virtual User GeneratorVuGen)で作成されたテスト・スクリプトです。

さらに,LoadRunner には,Microsoft Visual Studio,Eclipse,IntelliJ IDEA などの外部開発環境と LoadRunner API を統合し,ネイティブ環境からテストを実行できるアドインが含まれています。

システム/ユニット・テストは,Microsoft Visual Studio や Eclipse などの外部開発環境で作成された Selenium テストまたは NUnit および JUnit テストを参照します。ネイティブ環境で作業を行い,.dll または .jar ファイルなどのバイナリ形式でユニット・テストを準備してそれらを Controller から実行することが可能です。

使用可能なアドインの詳細については,「追加コンポーネント」を参照してください。

注: ベスト・プラクティスの詳細については,「ベスト・プラクティス」を参照してください。

Controller の開始ダイアログ・ボックスで,シナリオに含めるスクリプトまたはシステム/ユニット・テストを選択するよう求められます。詳細については,「[新規シナリオ]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。

すべての選択内容は,テスト・パスとともに,シナリオ・ファイル(.lrs)に保存されます。Controller の[デザイン]タブでシナリオのその他すべてのアスペクトを定義します。詳細については,「[デザイン]タブ」 を参照してください。

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ライセンス

現在のライセンスを表示したり,新しいライセンスを追加したりするには,「LoadRunner ライセンス・ユーティリティ」を参照してください。

ライセンス・バンドルの詳細については,ライセンス・バンドルのドキュメントを参照してください。

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関連項目:

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LoadRunner Professional(旧称 LoadRunner)ヘルプセンターへようこそ。LoadRunner Professional は,パフォーマンス・テスト製品の新しい Micro Focus LoadRunner ファミリの一部です。