スクリプトに対する相対パス
シナリオのスクリプトの場所を相対的に指定できます。現在のシナリオ・フォルダまたは LoadRunner のインストール・フォルダからの相対パスとして場所を指定できます。
シナリオを実行すると,スクリプトはこの相対的な場所から,スクリプトを実行する Load Generator の一時フォルダに自動的にコピーされます。これにより,Load Generator は,ネットワークを通さず,ローカルでスクリプトにアクセスできます。
現在のシナリオ・ディレクトリからの相対パスを指定するには,スクリプト・パスの先頭を次のいずれかの形式で入力します。
表示法
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説明
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.\
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シナリオ・フォルダからの相対パスであることを示します。
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..\
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シナリオ・フォルダの親フォルダからの相対パスであることを示します。
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たとえば,現在のシナリオが F:\scenarios
にある場合,F:\scenarios\scripts
にあるスクリプト user1 を指定するには,次のように入力します。
.\scripts\user1
LoadRunner のインストール・フォルダからの相対パス(%lr_path%)を指定するには,スクリプト・パスの先頭にパーセント記号(%)をつけます。
たとえば,LoadRunner のインストール・フォルダが C:\LoadRunner
にある場合,C:\LoadRunner\scripts
にあるスクリプト user1 を指定するには,次のように入力します。
%\scripts\user1
%scripts\user1
注: 相対パスを指定するとき,M:\LR\my_tests\..\..\test.usr
のように,パスに標準の DOS 表記(.\ と ..\)を含めることができます。