トランザクションの概要

サーバのパフォーマンスを測定するには,トランザクションを定義します。各トランザクションは,サーバが特定の仮想ユーザ要求に応答するまでにかかる時間を測定します。これらの要求は,1 つのクエリに対する応答を待つような簡単な処理の場合や,いくつかのクエリを発行してレポートを作成するといった複雑な処理の場合があります。

トランザクションを測定するために,タスクの開始とタスクの終了を示す仮想ユーザ関数を挿入します。スクリプトには,任意の数のトランザクションを異なる名前でマークすることができます。

LoadRunner に対して,Controller は各トランザクションの実行に要する時間を測定します。テスト実行の後,アナリシスのグラフとレポートを使用して,トランザクションごとのサーバ・パフォーマンスを分析します。

スクリプトを作成する前に,測定の対象となるビジネス・プロセスを決めておきます。次に,それぞれのビジネス・プロセスまたはサブプロセスをトランザクションとしてマークします。

トランザクション名には「,」または「@」の記号を使用しないでください。これらの記号を含めると,Analysis の結果の相互参照グラフを開くときにエラーが発生する場合があります。

トランザクションは記録中または記録後に作成できます。タスクの詳細については,「トランザクションを挿入する」を参照してください。

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LoadRunner Professional(旧称 LoadRunner)ヘルプセンターへようこそ。LoadRunner Professional は,パフォーマンス・テスト製品の新しい Micro Focus LoadRunner ファミリの一部です。