負荷テストを実行する際には，システムに高いユーザ負荷がかかっている状態をエミュレートする必要があります。そのためには，ランデブー・ポイントを使用して，複数の仮想ユーザにまったく同じ瞬間にタスクを実行させます。ある仮想ユーザがランデブー・ポイントに到達すると，そのランデブーに参加している他のユーザがすべて到着するまで，その仮想ユーザは待機させられます。指定した数の仮想ユーザが到着すると，仮想ユーザが解放されます。
仮想ユーザ・スクリプトにランデブー・ポイントを挿入することによって，待ち合わせ場所を指定します。仮想ユーザは，スクリプトを実行してランデブー・ポイントに到達すると，スクリプトの実行を一時停止し，Controller からの再開許可を待ちます。仮想ユーザは，ランデブー・ポイントから解放されると，スクリプト内の次のタスクを実行します。
タスクの詳細については，「負荷テスト用スクリプトの拡張 - 概要」を参照してください。
注: ランデブー・ポイントは Action セクションでのみ有効です。init または end セクションでは無効になります。
