自動相関

LoadRunner は,スクリプト内の動的な値を検出し,それをパラメータで置き換えるよう提案できます。自動相関では,ルールベース,記録ベース,再生ベースの相関が使用されます。

ルールベースの相関

LoadRunner には,よく知られた環境内の動的な値を相関させる,事前定義済みの拡張可能なルールのセットが付属しています。

例: ルールの例を擬似コードで示すと,次のようになります。

応答ボディの中で文字列 __VIEWSTATE” value=” と最も近い 文字との間のテキストを探し,パラメータ “AspNet_ViewState” に保存して,記録された値を関連付けます。

コードの生成中に,LoadRunner はサーバ応答をスキャンして,相関ルールに一致する値を探します。一致する値が見つかると,値を抽出してパラメータに保存するステップが追加されます。

次に,スクリプト・コードからその値がスキャンされ,一致したものがパラメータへの参照に置き換えられます。

ルールベースの相関の調整については,「自動相関の設定」を参照してください。

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記録ベースの相関

コードの生成後に,クライアント要求のステップで,追加の相関候補がないかスクリプトがスキャンされます。クライアントから送信される前に候補をサーバから受信した場合,それは相関として提案されます。この提案には,サーバ応答から動的な値を抽出する場所と方法,およびデータをパラメータで置き換える場所が正確に記述されています。

この提案は,「デザイン・スタジオ」で受け取ることができます。

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再生ベースの相関

スクリプトを少なくとも一度は再生します。失敗するステップがあっても,この段階では問題ありません。

再生ベースのスキャンにより,不一致の値について失敗前のサーバ応答が比較されます。このような不一致の値がスクリプトで使用されている場合は,相関として提案されます。

このプロセスを,最後の失敗が検出されて相関されるまで繰り返します。

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関連項目:

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