DevWeb のパラメータ

[パラメータ]ウィンドウを使用して,DevWeb スクリプトで使用するパラメータ値を定義できます。

パラメータ化に関する一般情報については,「パラメータ化の概要」を参照してください。

DevWeb パラメータ値の定義

[パラメータ]ウィンドウを使用して,DevWeb パラメータ値のテーブルを定義,管理します。新しいパラメータ・ファイルを定義するか,既存の CSV ファイルへのリンクを設定することができます。

注: マシンのロケール設定の言語と,パラメータ・ファイル内のパラメータの言語は一致している必要があります。一致していない場合,予期しない文字がユーザ・インタフェースに表示されることがあります。

[パラメータ]ウィンドウの UI コンポーネントの詳細については,「DevWeb パラメータ・ウィンドウ」を参照してください。

DevWeb スクリプトのパラメータ値を定義するには,次の手順を実行します。

  1. ソリューション・エクスプローラで,[パラメータ]をダブルクリックして,エディタ・ペインで[パラメータ]ウィンドウを開きます。
  2. [パラメータ]ウィンドウの左ペインで[新規パラメータ]をクリックして,パラメータ名とパラメータ・ファイルを定義するか,既存のファイルにパラメータを追加します。
  3. パラメータ・テーブルに行と列を追加し,テーブル・セルにパラメータ値を入力します。

    ヒント: 値をコピーして複数のセルに貼り付けることができます。

  4. パラメータに関連付けられた列を変更するには,パラメータ名を選択し,必要な列をクリックして,[カラムの選択]をクリックします。
  5. [パラメータ]ウィンドウの右側のペインで,そのパラメータにデータを割り当てる動作を定義します。
  6. エディタ・ペインの[スクリプト]タブを開き,スクリプトをパラメータ化して,ハードコーディングされたプロパティを定義したパラメータに置き換えます。次に例を示します。

  7. スクリプトを保存します。

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DevWeb パラメータ・ウィンドウ

[パラメータ]ウィンドウを開くと,すでにスクリプトに関連付けられているパラメータ・ファイルが表示されます。

[パラメータ]ウィンドウ - 左ペイン

[パラメータ]ウィンドウの左ペインでは,スクリプトのパラメータ・ファイルとパラメータを管理できます。以下の操作を実行できます。

UI 要素

説明

新規パラメータ

[新規パラメータ]ダイアログ・ボックスが開き,以下の項目を定義できます。

  • パラメータ名: パラーメータ名は,英字で始める必要があり,英数字と記号「_」以外は使用できません。
  • パラメータ・タイプ: 標準設定では,[ファイル]に設定されます。[ファイル]は,DevWeb スクリプトでサポートされる唯一のタイプです。
  • ファイル・パス: 次の方法でパラメータ用の新しいファイルを作成するか,既存のデータ・ファイルにパラメータを追加できます。

    • ファイル パス]フィールドにファイル名を入力して,パラメータを含める新しいパラメータ・ファイルを作成します。標準設定では,このファイルはスクリプト・フォルダ内に作成されます。
    • 参照]ボタンをクリックします。標準設定では,ナビゲーション・ウィンドウにスクリプト・フォルダが開きます。スクリプト・フォルダの中あるいは外で,新しいファイルを作成するか,既存の ASCII データ・ファイルを選択し,そのファイル内のデータを現在のスクリプトに関連付けることができます。

      注: [パラメータ]ウィンドウでテーブル・データを変更すると,データ・ファイルに変更が加えられます。そのため,選択したデータ・ファイルが他のスクリプトでも使用されている場合,データの変更はそれらのスクリプトにも適用されます。

パラメータ名の変更

[パラメータ名の変更]ダイアログ・ボックスが開き,選択したパラメータの名前を変更できます。

注: このオプションでは,パラメータの名前だけを変更でき,ファイル名は変更できません。

パラメータ/ファイルの削除

選択したパラメータまたはファイルを削除します。

  • ファイル内のすべてのパラメータを削除すると,そのパラメータ・ファイルはスクリプトに関連付けられなくなり,[パラメータ]ウィンドウから削除されます。ただし,ファイル自体は,すべての定義を含んだまま,フォルダ内に残ります。

  • ファイルを削除すると,ファイルに割り当てられているすべてのパラメータとともに,ディスクから完全に削除されます。

[パラメータ]ウィンドウ - 中央ペイン

中央のワークスペースには,パラメータ・ファイル内のパラメータの値を管理できるテーブルが表示されます。ここで,テーブルに行と列を追加し,テーブルのセルにパラメータ値を直接入力できます。

中央のペインでは,次の操作を実行できます。

UI 要素

説明

ファイル・パス

左側のペインでファイル名を選択すると,別のデータ・ファイルを参照するように[ファイル パス]を変更できます。ファイル・パスを変更すると,選択したファイルのすべてのパラメータが新しいターゲット・ファイルに追加されます。

標準設定では,新しいターゲット・ファイルに追加されるすべてのパラメータが,ファイルのデータ・テーブルの最初の列に関連付けられます。ただし,各パラメータに関連するデータ割り当ての動作は保持されます。

カラムの選択

[パラメータ]ウィンドウの左ペインでパラメータを選択すると表示されます。

標準設定では,新しいパラメータはデータ・テーブルの最初のカラムに関連付けられています。パラメータを別のカラムに関連付けるには,該当するカラムの任意の場所をクリックして,[カラムの選択]をクリックします。これにより,パラメータに関連付けられている以前の値が上書きされます。

パラメータ名を選択すると,関連付けられたカラムの上部に青い線が表示されます。

カラムは,複数のパラメータに関連付けることができます。

注: パラメータに関連付けられたカラムを削除すると,パラメータは再びテーブルの最初のカラムに関連付けられます。

行の追加/カラムの追加

行またはカラムを追加します。カラムを追加する場合は,カラムの名前を定義します。

1 ページに最大で 100 行を保持できます。テーブルの行がページの上限を超えると,新しいページが自動的に作成されます。ページをスクロールするには,[パラメータ]ウィンドウの下部にあるページ番号の左右にある矢印を使用します。

ヒント: Ctrl+C と Ctrl+V を使用すると,複数の行またはカラムをコピーして貼り付けることができます。

行の削除/カラムの削除

選択した行またはカラムを削除します。テーブル内の任意のセルを選択して,それらのセルを含む行またはカラム全部を削除します。

テーブルが複数のページにわたる場合,選択したカラムはすべてのページから削除されます。

外部エディタ

クリックすると,マシンの標準設定のエディタでパラメータ・ファイルが開きます。

[パラメータ]ウィンドウで作業を続行するには,外部エディタでファイルを閉じる必要があります。データに加えた変更は,[パラメータ]ウィンドウに自動的に表示されます。

[パラメータ]ウィンドウ - 右ペイン

[パラメータ]ウィンドウの右ペインでは,特定のパラメータにデータを割り当てる動作を定義できます。これらの動作の設定は,スクリプトの実行時にパラメータ値を仮想ユーザに割り当てる方法を制御します。

左ペインでパラメータを選択すると,このペインが表示されます。

UI 要素

説明

次の行の選択

データの各行を各仮想ユーザに割り当てる方法を定義します。特定の方法を選択するか,スクリプトに関連付けられた別のパラメータ(異なるデータ・ファイルのパラメータを含む)と同じ方法と動作をパラメータが使用するように定義できます。

利用可能な方法は,ランダム順次一意です。これらの方法については,「ファイルタイプのパラメータにデータを割り当てる方法」を参照してください。

値を以下のタイミングで更新

次の行の選択]の方法で使用される更新方法を定義します。これらの方法については,「ファイルタイプのパラメータに対するデータの割り当て方法と更新方法」を参照してください。

次の行の選択]フィールドが[次と同じ <x パラメータ>]を使用するように設定されている場合,このフィールドは無効になります。

使用可能な値の終了後 選択方法が[一意]の場合に有効になります。このフィールドでは,一意のデータがなくなった場合に実行する処理を定義します。現在,サポートされている唯一のオプションは,[循環形式で続行]です。
仮想ユーザの値の割り当て

選択方法が[一意]で,更新方法が[出現ごと]または[反復ごと]の場合に有効になります。

ラジオ・ボタンを使用して,パラメータ値のデータ・ブロックを仮想ユーザに割り当てる方法を示します。

  • ブロック・サイズを自動的に割り当てる: Controller は,パラメータ値の数を仮想ユーザの数で割って計算されたブロック・サイズを自動的に割り当てます(更新方法が[出現ごと]の場合,このオプションは無効になります)。
  • 各仮想ユーザに値を割り当てる: このオプションの下で,各仮想ユーザに割り当てるブロック・サイズ(値の数)を直接指定します。

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