クリティカルではないリソースの定義
テストで使用するリソースをクリティカルではないものとして定義すると,そのリソースで実行したアクションが失敗した場合でも,テストの再生を成功させることができます。たとえば,ダウンロードに失敗したイメージや Java アプレットは,ビジネス・プロセスにとってクリティカルではないことがあります。
クリティカルではないリソースでのエラーが原因の不必要な失敗の回避
- 実行環境設定の[基本設定]ビューの[クリティカルではないリソースのエラーを警告としてリスト]フィールドを有効にする必要があります(標準設定値)。詳細については,「[基本設定]ビュー -[インターネット プロトコル]」を参照してください。
- リソースをクリティカルではないものとして分類するには,下記で説明するように,関数内で Resource 属性の値を定義します。
リソースの分類
リソースの分類(クリティカルか,クリティカルではないか)は,下記で説明するように,関数内の Resource 属性の値によって決まります。
Resource が指定されている場合:
- Resource = 0: リソースは常にクリティカルです。
- Resource = 1: リソースは常にクリティカルではありません。
Resource が指定されていない場合:
- メソッドが Get でない場合: リソースは常にクリティカルです。
-
メソッドが Get の場合:
RecContentType が省略されている RecContentType が text/html である RecContentType が text/html でない クリティカル クリティカル クリティカルではない
例
次の関数内のリソースは,Resource が 1 であるためクリティカルではありません。
web_url("webcode.exe",
"URL=https://Example/asp/monitora.asp",
"Resource=1",
"RecContentType=gif",
"Referer=",
"Snapshot=t1.inf",
LAST);