非同期通信をサポートするプロトコルのリストについては，「64 ビットの記録，非同期，および IPv6 に対するプロトコル・サポート」を参照してください。
VuGen が仮想ユーザ・スクリプトで非同期通信をスキャンした後，VuGen が検出した非同期会話がデザイン・スタジオの［非同期］タブにリストされます。VuGen は web_reg_async_attributes を仮想ユーザ・スクリプトの検出された各非同期会話の最初に挿入します。仮想ユーザ・スクリプト内の関連付けられている web_reg_async_attributes ステップを検索するには，VuGen のステップ・ナビゲータを使用します。web_reg_async_attributes ステップは，スクリプトを実行するときに非同期会話を開始する場所に配置されている必要があります。
仮想ユーザ・スクリプトに追加される web_reg_async_attributes ステップには，次のパラメータが含まれています。
- ID
- URL
- Pattern
- PollIntervalMS（ポーリング・タイプの会話のみ）
- RequestCB
-
ResponseBodyBufferCB（プッシュ・タイプの会話のみ）
- ResponseHeadersCB（プッシュ・タイプの会話のみ）
- ResponseCB
web_reg_async_attributes ステップの URL パラメータは web_reg_async_attributes ステップに続くステップで指定されている URL の 1 つと同じである必要があります。web_reg_async_attributes ステップの詳細については，関数リファレンスを参照してください。
コメントの挿入
VuGen がスクリプトに web_reg_async_attributes ステップを挿入する場合，VuGen は web_reg_async_attributes ステップの前に関連付けられているコメントを挿入します。挿入されたコメントには，会話 ID，通信パターン（プッシュ，ポーリング，ロング・ポーリング），非同期通信の一部である URL のリスト，AsyncCallbacks.c 追加ファイルで実装されているコールバックのリストなど，関連付けられている非同期会話に関する情報が含まれています。
ステップ・コメントに TODO トークンが含まれていることに注目してください。TODO トークンは，AsyncCallbacks.c 追加ファイルの関連コールバック実装を確認する必要があることを示します。
非同期会話を終了する方法については，「非同期会話の終了の定義」を参照してください。
例 - web_reg_async_attributes
次のサンプル・コードでは，VuGen によって追加された web_reg_async_attributes ステップを示しています。web_reg_async_attributes ステップは web_url ステップの前に追加されており，web_reg_async_attributes ステップの URL パラメータは web_url ステップの URL パラメータと同じであることに注意してください。
