ブレークポイントを使った作業

VuGen では,仮想ユーザ・スクリプトにブレークポイントを含めて,スクリプトのデバッグに役立てることができます。ブレークポイントは,スクリプト内の指定されたポイントでスクリプトの実行を一時停止します。これにより,スクリプトの実行中に,あらかじめ定義しておいたポイントで,スクリプトによるアプリケーションへの影響を分析できます。タスクの詳細については,「ブレークポイントを使用したスクリプトのデバッグ」を参照してください。スクリプトの左余白のブレークポイントのマーク()は,ブレークポイントがあることを示します。また,VuGen によりスクリプトの行が強調表示されます。

ブレークポイントが一時的に不要な場合は,ブレークポイントを無効にできます。ブレークポイントのマークの中に白い点が表示され,そのブレークポイント()が無効であることを示します。あるブレークポイントを無効にすると,スクリプトの実行は無効になっているブレークポイントで継続され,その次の有効になっているブレークポイントで一時停止します。ブレークポイントの有効,無効を切り替えるには,[ブレークポイント]ペインを使用します。また,[ブレークポイント]ペインでは,既存の 1 つのブレークポイントを削除したり,既存のブレークポイントをすべて削除したりできます。[ブレークポイント]ペインを表示するには,[表示]>[デバッグ]>[ブレークポイント]をクリックします。

ブレークポイントを含むスクリプトを実行するには,通常どおりスクリプトの実行を開始します。VuGen がブレークポイントに到達すると,スクリプトの実行が一時停止します。ブレークポイントまでのスクリプト実行の影響を調査して,必要な変更を加え,そのブレークポイントからスクリプトの実行を再開します。

実行を再開するには,[再生]>[実行]を選択します。再開すると,別のブレークポイントに到達するか,スクリプトが終了するまで,スクリプトの実行が続けられます。

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