メッセージ 27401 ~ 27600
注: 上記の範囲内のエラー・コードがこのリストにない場合,内部エラーと見なされます。その場合,特定のユーザ・トラブルシューティング・ガイドラインは用意されていません。
メッセージ・コード 27479
"HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings" で "MaxConnectionsPerServer" または "MaxConnectionsPer1_0Server" を変更できませんでした
負荷テストに WinInet 再生を使用するときは,レジストリ設定を複数の同時接続に適合させる必要があります。現在の実行の設定を(永続的にではなく)変更できる関数が失敗しました。
トラブルシューティング
- レジストリ・エディタで HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings を開き,"MaxConnectionsPerServer" および "MaxConnectionsPer1_0Server" の値データを "30000" に変更します。
メッセージ・コード 27484
さらに,"MaxConnectionsPerServer" および "MaxConnectionsPer1_0Server" WinInet レジストリ設定は,WinInet 再生を含む負荷テストに不適切です。
負荷テストに WinInet 再生を使用するときは,レジストリ設定を複数の同時接続に適合させる必要があります。現在の実行の設定を(永続的にではなく)変更できる関数が失敗しました。
トラブルシューティング
- レジストリ・エディタで HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings を開き,"MaxConnectionsPerServer" および "MaxConnectionsPer1_0Server" の値データを "30000" に変更します。
なお,これを行うと,Internet Explorer は,その標準設定の場合に比べて(より多くの同時接続を開くことができるため)高速に実行されます。ブラウザと WinInet 再生を比較するには,regedit/regedt32 を使って上記のレジストリ・キーを削除してください。
メッセージ・コード 27488
WinInet 再生で web_set_sockets_option の実行後,効果が得られませんでした
web_set_sockets_option スクリプト関数は,ソケット再生のみで使用することを目的としており,WinInet 再生の使用時には効果がありません。
トラブルシューティング
- web_set_sockets_option の使用が自分にとって重要でない場合(TRACE_SSL_IO など),このメッセージは無視できます。
- 次の手順で,ソケット再生に切り替えます。VuGen または Controller で,[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: 基本設定]を選択し,[ソケットの代替の WinInet 再生 (Windows のみ)]チェックボックスをオフにします。
メッセージ・コード 27489
InternetReadFile の実行に失敗しました。Windows エラー・コード='error code'。'URL'
サーバからの応答の読み取りに使用される WinInet 関数が失敗しました。
トラブルシューティング
- 問題を特定するには,WinINet,Win32,WinSocket の Windows エラー・コード表を参照し,エラー・コードで指定されている値を検索します。
メッセージ・コード 27490
証明書のインデックスがないか,または無効です
サーバ・アプリケーションから認証証明書が要求されますが,有効な証明書が指定されませんでした。考えられる原因は,次のとおりです。(i)web_set_certificate または web_set_certificate_ex(CertIndex 引数あり)が指定されていなかった。(ii)インデックスがアプリケーションに対して指定する証明書が間違っている。これが発生する可能性があるのは,仮想ユーザ・スクリプトを記録したマシン以外のマシンでそのスクリプトを実行しているときに,もう一方のマシンの証明書が異なっているか,同じ証明書でも順序が異なる場合です。
トラブルシューティング
- 先行する web_set_certificate または web_set_certificate_ex(CertIndex 引数あり)がない場合は,そのステートメントをスクリプトに追加します。詳細については,「関数リファレンス」を参照してください。
- 現在のマシン上の指定されたインデックスにある証明書が,スクリプトが正しく実行されるマシン上の証明書と同じであることを確認します。そうなっていない場合は,インポート/エクスポートを使用して証明書の順序を変更します。
メッセージ・コード 27492
''HttpSendRequest" が失敗しました。Windows エラー・コード=12002。URL='URL' の再試行制限('retry limit')が許容範囲を超えました
HttpSendRequest タイムアウトを受信した場合,WinInet 再生エンジンの[HTTP 要求受信タイムアウト]オプションが失敗し,トランザクションによるサーバへの接続が 30 秒を超えるとタイムアウトが発生します。
トラブルシューティング
-
回避策として,WinInet 再生エンジンの標準設定のタイムアウト設定を変更します。レジストリ・エディタで,HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings を開き,標準設定の時間(30 秒)を 180 秒に変更します。
"SendTimeOut"=dword:0002bf20
"ReceiveTimeOut"=dword:0002bf20
メッセージ・コード 27493
必要なクライアント認証証明書が見つかりません。web_set_certificate[_ex] を使用して証明書を指定してください。'error details'
サーバ・アプリケーションから認証証明書が要求されますが,有効な証明書が指定されませんでした。エラーの詳細には,ホスト(サーバ)の名前とポート番号,URL などの情報が示されます。考えられる原因は,次のとおりです。(i)web_set_certificate または web_set_certificate_ex(CertIndex 引数あり)が指定されていなかった。(ii)インデックスがアプリケーションに対して指定する証明書が間違っている。これが発生する可能性があるのは,仮想ユーザ・スクリプトを記録したマシン以外のマシンでそのスクリプトを実行しているときに,もう一方のマシンの証明書が異なっているか,同じ証明書でも順序が異なる場合です。
トラブルシューティング
- 先行する web_set_certificate または web_set_certificate_ex(CertIndex 引数あり)がない場合は,そのステートメントをスクリプトに追加します(「関数リファレンス」を参照)。
- 現在のマシン上の指定されたインデックスにある証明書が,スクリプトが正しく実行されるマシン上の証明書と同じであることを確認します。そうなっていない場合は,インポート/エクスポートを使用して証明書の順序を変更します。
メッセージ・コード 27494
'error details' での HttpSendRequest 実行失敗(Windows エラー・コード='error code 2')により,'WinInet function' の実行に失敗しました(Windows エラー・コード='error code 1')
指定された WinInet 関数および再試行が失敗しました。エラーの詳細には,ホスト(サーバ)の名前とポート番号,URL などの情報が示されます。
トラブルシューティング
- 問題を特定するには,WinInet,Win32,または WinSocket の Windows エラー・コード表を参照し,エラー・コードで指定された値を検索します。
メッセージ・コード 27495
InternetConnect の実行に失敗しました。Windows エラー・コード 'error code','error details'
サーバへの接続の確立に使用される WinInet 関数が失敗しました。エラーの詳細には,ホスト(サーバ)の名前,ポート番号などの情報が示されます。
トラブルシューティング
- 問題を特定するには,WinInet,Win32,または WinSocket の Windows エラー・コード表を参照し,エラー・コードで指定された値を検索します。
メッセージ・コード 27496
内部エラー(カスタマ・サービスにお問い合わせください): 'internal error code'
トラブルシューティング
- カスタマ・サポートに連絡して,問題について説明し,返されたエラー・メッセージをお知らせください。
メッセージ・コード 27497
'URL' のためにハンドルを閉じる際にタイムアウトになりました。
URL の処理が,その処理に対して実行環境設定で定義されている最大時間([HTTP 要求接続タイムアウト]または[HTTP 要求受信タイムアウト])を超えました。考えられる原因は,次のとおりです。(i)サーバまたはサーバ・アプリケーションが過度にビジーであり,妥当な時間内に応答できない。(ii)ネットワークまたは DNS の問題がある。(iii)クライアント・マシンのオペレーティング・システムの問題。
注: WinInet 再生は「ステップ・ダウンロード・タイムアウト」をサポートしていません。
トラブルシューティング
- ネットワーク接続がまだアクティブであることを確認します(サーバに ping を実行します)。
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスできることを確認します。
- シナリオを再度実行し,同時に,別のマシン上のブラウザから,テストしている URL またはアプリケーションにアクセスしてみます。応答時間が長すぎる場合は,サーバまたはサーバ・アプリケーションがそのような負荷に耐えられない可能性があります。サーバまたはサーバ・アプリケーションのボトルネックを分析し,最適化して,パフォーマンスを改善します。
- Controller 上でシナリオを実行し,Analysis 結果を使用して,ボトルネックがサーバ,DNS,ネットワークのどこにあるかを特定します。システムを最適化して,パフォーマンスを改善します。
- 実行時のタイムアウト設定の値を大きくします。VuGen または Controller で,[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: 基本設定]を選択し,[オプション]ボタンをクリックして,「HTTP 要求接続タイムアウト」または「HTTP 要求受信タイムアウト」の値を大きくします。
メッセージ・コード 27498
'URL' を実行する際にタイムアウトになりました。
URL の処理が,その処理に対して実行環境設定で定義されている最大時間([HTTP 要求接続タイムアウト]または[HTTP 要求受信タイムアウト])を超えました。考えられる原因は,次のとおりです。(i)サーバまたはサーバ・アプリケーションが過度にビジーであり,妥当な時間内に応答できない。(ii)ネットワークまたは DNS の問題がある。(iii)クライアント・マシンのオペレーティング・システムの問題。
注: WinInet 再生は「ステップ・ダウンロード・タイムアウト」をサポートしていません。
トラブルシューティング
- ネットワーク接続を確認します。サーバに ping を実行します。
- テストしている URL またはアプリケーションに,同じマシン上のブラウザからアクセスできることを確認します。
- シナリオを再度実行し,同時に,別のマシン上のブラウザから,テストしている URL またはアプリケーションにアクセスしてみます。応答時間が長すぎる場合は,サーバまたはサーバ・アプリケーションがそのような負荷に耐えられない可能性があります。サーバまたはサーバ・アプリケーションのボトルネックを分析し,最適化して,パフォーマンスを改善します。
- Controller 上でシナリオを実行し,Analysis の結果を使用して,サーバ,DNS,ネットワークのどこにボトルネックがあるかを特定します。システムを最適化して,パフォーマンスを改善します。
- 実行時のタイムアウト設定の値を大きくします。VuGen または Controller で,[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: 基本設定]を選択し,[オプション]ボタンをクリックして,「HTTP 要求接続タイムアウト」または「HTTP 要求受信タイムアウト」の値を大きくします。
メッセージ・コード 27499
URL のスキーマ ='URL' は,WinInet 再生機能ではサポートされていません。"http:" と "https:" のみがサポートされています。
WinInet 再生は,指定されたスキーム(URL の "://" より前の部分)をサポートしていません。例: "ftp://" で始まる URL。
トラブルシューティング
- ソケット再生を使用します。VuGen または Controller で,[実行環境設定]>[インターネット プロトコル: 基本設定]を選択し,[ソケットの代替の WinInet 再生 (Windows のみ)]チェックボックスをオフにします。
- URL がスクリプトで明示的に指定(web_url などで指定)されている場合は,それを参照している関数をコメントアウトまたは削除します。