ネットワーク仮想化からのマシンの除外

状況によって,仮想化エミュレーションに影響をおよぼす可能性がある特定のマシンをネットワーク仮想化から除外する必要がある場合があります。除外の一般的な例として,ソフトウェア更新サーバが考えられます。

マシンを除外するには,使用している仮想化ソフトウェアの IP フィルタ設定を構成します。マシンを除外すると,それらのネットワークへの影響は,ネットワーク仮想化の結果に含まれなくなります。

どのマシンを除外すべきでしょうか。シナリオの実行時に,エミュレートされると実際のシナリオの結果に影響する可能性があるマシン(Controller など)を除外する必要があります。次のマシンは標準設定で除外されています。

  • MI Listener およびプロキシ・サーバのマシン

  • Diagnostics Commander サーバ

  • SiteScope を実行しているマシン

ネットワーク仮想化からマシンを除外することを検討する状況は次のとおりです。

  • Web サーバとデータベース・サーバを含むマルチプロトコル・シナリオで,データベース・サーバからの情報が負荷テストの一部として要求されない場合。このような場合,データベース・サーバを除外します。

  • 導入サーバおよびソフトウェア・アップグレード・サーバ。

  • 共有ネットワーク・ドライブでスクリプトを実行および格納するサーバ。

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