Network Virtualization モニタ

シナリオを開始および停止すると,ネットワーク仮想化が自動的に開始および停止します。Network Virtualization モニタでシナリオの実行中に,Network Virtualization のメトリックが自動的に収集されます。

ネットワーク仮想化ソフトウェアで設定可能な最も一般的な影響は次のとおりです。

  • 待ち時間:待ち時間]に定義する値は,IP パケットが WAN を通過するのにかかる時間(ミリ秒)を表します。これに影響するのは通常,地理的な距離,使用する帯域幅,2 地点間の経路のネットワーク負荷,および地上波リンクかどうかです。

  • パケット・ロス:パケット ロス]に定義する値は,データがネットワークを通過する際に IP パケットが紛失する確率を表します。リンク障害や極端に高いネットワーク負荷が原因で,パケットが紛失することがあります。

  • 帯域幅:帯域幅]に定義する値は,WAN 上でデータを転送するネットワークの処理能力を表します。

シナリオで Network Virtualization を有効にする場合は,モニタ・モード(グループごとまたは Load Generator ごと)を選択します。選択に基づいて,グラフにはグループまたは Load Generator ごとの測定値が表示されます。

これらのパラメータの設定の詳細については,Network Virtualization for LoadRunner ヘルプを参照してください。

本項の内容

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