Service Virtualization モニタ

Service Virtualization モニタにより,負荷テスト実行時にシミュレートされたサービスのステータスおよびパフォーマンスの分析が可能になります。

たとえば,次のサービスおよび操作を含む支払いプロセス・サービスをスクリプトに統合できます。

タイプ
名前の例
説明の例
サービス CreditServ オンラインのクレジット・カード支払い処理
操作 CreditServ.PurchaseRequest カード保有者が製品/サービスを要求する
操作 CreditServ.AuthorizationRequest 販売者が支払の承認を要求する
操作 CreditServ.AuthorizationApproval クレジット・カード会社が支払いを承認または却下する

支払いの詳細を送信するために,スクリプトは CreditServ サービスを呼び出して,上記の 3 つの操作を実行します。テスト実行中,オンライン・モニタは,サービスおよび各操作の全体の動作を測定します。

次の表で,モニタの測定値について説明します。

モニタ
測定値
説明
操作 平均応答時間 仮想サービスの平均応答時間(ミリ秒)。
ヒット率 仮想サービス操作の 1 秒あたりの要求数。
スループット 仮想サービス操作により送受信されたデータ(メガバイト)。
サービス 平均応答時間 仮想サービスの平均応答時間(ミリ秒)。
データ・シミュレーション精度 仮想サービスのデータ・モデル・エミュレーションの精度(パーセントで表示)。
ヒット率 仮想サービスの 1 秒あたりの要求数。
パフォーマンス・シミュレーション精度 仮想サービスのパフォーマンス・モデル・エミュレーションの精度(パーセントで表示)。
スループット 仮想サービスにより送受信されたデータ(メガバイト)。

注: モニタの資格情報を SSL 資格情報とともに使用しようとしている場合,セキュリティ・ポリシーによってプロジェクトの Controller への追加が妨げられる可能性があります。この問題に対処するには,[SV Operators]グループを[Performance Monitor Users]に追加します。

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関連項目: