シナリオごとまたはグループごとのスケジュール
マニュアル・シナリオを設計したら,シナリオ・スケジュールの一部として実行されるように参加している仮想ユーザ・グループ/スクリプトをスケジュールできます。
1 つのスケジュールで一緒に実行されるようにすべてのグループ/スクリプトをスケジュールするか,仮想ユーザ・グループごとに個別のスケジュールを定義できます。
注: Controller でテストを実行する場合,次の制限が適用されます。
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グループあたりの仮想ユーザは最大 65535。
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シナリオあたりのグループは最大 65535。
シナリオごとのスケジュール
シナリオごとのスケジュールを作成すると,LoadRunner Professional によって,シナリオに参加しているすべての仮想ユーザ・グループが同時に実行されます。つまり,シナリオを実行するために定義したスケジュールは,すべての仮想ユーザ・グループに同時に適用され,LoadRunner Professional によって各アクションがすべての仮想ユーザ・グループに比例して適用されます。
たとえば,次のように 3 個の仮想ユーザ・グループが参加するシナリオがあります。
グループ名![]() |
仮想ユーザの数![]() |
---|---|
Group1 |
10 |
Group2 |
20 |
Group3 |
30 |
合計 |
60 |
シナリオごとのスケジュールを作成するときに,スケジュールで実行の開始時に 30 の仮想ユーザを読み込むよう LoadRunner Professional に指示すると,次のように各グループから比例した数の仮想ユーザが読み込まれます。
グループ名![]() |
仮想ユーザの数![]() |
---|---|
Group1 |
5 |
Group2 |
10 |
Group3 |
15 |
合計 |
30 |
注: パーセンテージ・モードのシナリオを表示するときも,同じ原理が適用されます。
仮想ユーザ・グループごとのスケジュール作成
注: 仮想ユーザ・グループ・モードのシナリオのみ。
仮想ユーザ・グループごとのスケジュールを作成すると,シナリオに参加している仮想ユーザ・グループはそれぞれ独自のスケジュールで実行されます。つまり,仮想ユーザ・グループごとに,仮想ユーザ・グループの実行を開始するタイミング,一定の時間内に実行を開始,停止する仮想ユーザの数,およびグループが実行を継続する時間の長さを指定できます。
関連項目: