トランザクション・モニタ・グラフの概要

トランザクション・モニタには,シナリオ実行中のトランザクション速度と応答時間が表示されます。トランザクション・モニタは,標準設定で有効になります。シナリオ実行の開始時に仮想ユーザ・トランザクションの監視が自動的に開始されます。リソースを節約するために,Controller からトランザクション・モニタを無効にすることができます。

シナリオの実行中に,次のトランザクション・モニタ・グラフを表示できます。

  • トランザクション応答時間]グラフには,シナリオを開始してからの経過時間(X 軸)の関数として,トランザクションの平均応答時間(Y 軸)が表示されます。

  • 場所別のトランザクション応答時間]グラフには,シナリオを開始してからの経過時間(X 軸)の関数として,トランザクションが実行される仮想化された各場所の平均応答時間(Y 軸)が表示されます。

  • 秒ごとのトランザクション数(成功)]グラフには,シナリオを開始してからの経過時間(X 軸)の関数として,1 秒あたりに成功したトランザクションの数(Y 軸)が表示されます。

  • 場所別の秒ごとのトランザクション数(成功)]グラフには,シナリオを開始してからの経過時間(X 軸)の関数として,仮想化された場所ごとの 1 秒あたりの成功したトランザクションの数(Y 軸)が表示されます。

  • 秒ごとのトランザクション数(失敗、停止)]グラフには,シナリオを開始してからの経過時間(X 軸)の関数として,1 秒あたりの失敗や停止のトランザクションの数(Y 軸)が表示されます。

  • 場所別の秒ごとのトランザクション数(失敗、停止)]グラフには,シナリオを開始してからの経過時間(X 軸)の関数として,仮想化された場所ごとの 1 秒あたりの失敗や停止のトランザクションの数(Y 軸)が表示されます。

  • 秒ごとのトランザクションの総合計(成功)]グラフには,シナリオを開始してからの経過時間(X 軸)の関数として,1 秒あたりに成功して完了したトランザクションの総数(Y 軸)が表示されます。

  • 注:  

    • 仮想ユーザ・スクリプトで定義されたトランザクションがない場合,または実行されているトランザクションがない場合,オンライン・モニタ・グラフにはデータが表示されません。
    • 各トランザクションの Web ページ診断を生成するには,Controller で診断のオプションを設定します。

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