シナリオ実行結果の照合

このトピックでは,シナリオの実行中または実行後に結果を照合する方法と,照合するデータ・タイプを定義する方法について説明します。

ヒント: 照合が完了したときに実行するコマンドを設定できます。[ツール]>[オプション]>[実行]タブを選択し,コマンドを[照合後のコマンド]ボックスに入力します。

結果の照合を設定するには:

  1. [結果]>[結果の照合]>[照合設定]を選択します。

  2. [照合設定]ダイアログ・ボックスで,トランザクション・データに加えて,照合結果に含めるデータ結果を定義します。標準設定では,すべてが選択されます。

    次のオプションがリストされます。

    • トランザクション・データ:これは編集できません。トランザクション・データは常に照合に含められます。
    • 仮想ユーザ・ログ:実行からの仮想ユーザ・ログ・ファイル・データを含めます。
    • NV:実行に関連する Network Virtualization データを含めます。
  3. 結果の自動照合]が有効になっている場合,LoadRunner Professional は,実行中または実行後に,Load Generator からの未処理データを自動的に照合します。実行時に未処理データが照合されると,実行の最後に結果がより高速に処理されます。

    注:  

    • 自動照合を行うには,LoadRunner Professional が Load Generator に接続している必要があります。

    • 仮想ユーザ・ログおよび NV データは,実行中ではなく,常にテストの終了時に照合されます。

    照合を実行するタイミングと方法のオプションを選択します。

    • テストの終了時: シナリオ実行の完了時に,未処理データが自動的に照合されます。
    • 実行時に LoadRunner Controller へ:(標準設定)未処理データは実行時に照合され,Controller に送信されます。

      実行時にこのデータを InfluxDB データベースにもエクスポートする場合は,[結果を自動的にInfluxDBにエクスポート]オプションを選択します。

      InfluxDB の設定を確認または変更するには,そのリンクをクリックして[InfluxDBの設定]ダイアログ・ボックスを開きます。詳細については,「InfluxDB または JSON への実行結果のエクスポート」を参照してください。

    • 実行時に LoadRunner Data Hub へ:未処理データは実行時に照合され,LoadRunner Data Hub にエクスポートされます。

      Data Hub に関連する Kafka トピック名を定義します。

  4. 保存]をクリックします。

  5. 結果を手動で照合するように選択する([結果の自動照合]を無効にする)と,シナリオ実行の終了時に結果を手動で照合できます。[結果]>[結果の照合]>[結果の照合]を選択して,[照合設定]ダイアログ・ボックスで選択したデータ・タイプを照合します。
  6. シナリオの実行が終了すると,[結果の照合]ダイアログ・ボックスが開き,照合の進行状況が表示されます(該当する場合)。詳細については,「[結果の照合]ダイアログ・ボックス」を参照してください。
  7. 照合プロセスを停止することが必要な場合は,[結果の照合]ダイアログ・ボックスで,[停止]をクリックします。照合プロセスを再開するには,[結果]>[結果の照合]>[停止した照合を継続]を選択します。

ディスク領域の不足によって照合が失敗した場合:

[結果]>[結果の照合]>[結果の再照合]を選択して,再照合を開始できます。

これによって,LoadRunner Professional.eve ファイルを圧縮することなく,再び結果の照合を試みます。

先頭に戻る

関連項目: