Citrix 監視環境の設定
このタスクでは,監視環境を設定するための作業手順について説明します。
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前提条件
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Citrix サーバがインストールされ,動作していることを確認します。
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Citrix サーバ・マシンで Windows 2000 が実行されている場合は,そのサーバ・マシンでリモート・レジストリ・サービスも実行されていることを確認します。
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LoadRunner Professional マシンに,Citrix サーバにアクセスするための管理者権限があることを確認します。
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インスタンスを監視する測定値は,現在実行されている Citrix セッションに対してのみ有効です。このテストを再度実行する場合は,インスタンス指向の測定値を再設定する必要があります。
異なるインスタンスを監視するには,スクリプトの Action セクションではなく Vuser_init セクションと Vuser_end セクションで,サーバのログイン手順とログアウト手順をそれぞれ記録します。詳細については,Virtual User Generator ヘルプセンター(該当するバージョンを選択)を参照してください。
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ネットワーク・ドライブを割り当てる
Controller マシンから,Citrix サーバ・マシンへのネットワーク・ドライブを割り当てます。これにより,リソース・カウンタへのアクセスに必要な認証が Controller に提供されます。
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PerfMon を起動する
Controller マシンから PerfMon を起動して,Citrix サーバ上のカウンタを有効にします。これにより,Citrix モニタで,ICA セッション・オブジェクトの同じカウンタを監視できます。
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Citrix サーバとの接続を開く
Citrix サーバで 1 つ以上のセッションが実行されている場合にのみ ICA セッション・オブジェクトのカウンタを表示するように Citrix モニタを設定できます。Citrix サーバとの接続を開いている「実際」のユーザがいない場合,まず,サーバに対して Citrix 仮想ユーザを初期化するか実行する必要があります。その場合にのみ,Citrix モニタを設定して,ICA セッションのカウンタを追加できます。Citrix 仮想ユーザの初期化または実行を最初に行わずに(または「実際」のユーザとして Citrix サーバに接続しないで)Citrix モニタを設定した場合,ICA セッション・オブジェクトを表示できません。
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Controller から Citrix モニタを設定する
タスクの詳細については,「モニタの設定」を参照してください。