使用状況分析

使用状況分析は,仮想ユーザの使用状況と Controller シナリオの実行に関する一般的な統計を提供します。

使用状況分析の概要

使用状況分析は,仮想ユーザの使用状況と Controller シナリオの実行に関する一般的な統計を提供します。この情報は,リソースの使用状況とライセンスの消費を確認するのに役立ちます。分析には次のものが含まれます。

  • プロトコルごとの仮想ユーザまたは実行の数を示すサマリ・グラフ。
  • 平均実行時間,合計実行数などの実行情報を示す棒グラフ。
  • プロトコルごとの実行情報を含む使用状況テーブル。

分析にアクセスするには,ライセンス・ユーティリティ を開いて[使用状況分析]ボタンをクリックします。詳細については,「ライセンス・ユーティリティ」を参照してください。

[使用状況分析]レポートが別のウィンドウで開きます。結果は,[サマリ レポート]と[詳細ビュー]の 2 つのページで表示できます。

注: 統計は,仮想ユーザが 10 個以上,かつ 5 分間以上実行されたシナリオについてのみ表示されます。

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[サマリ レポート]ページ

[サマリ レポート]ページには,シナリオ実行の基本情報を示す円グラフと棒グラフがいくつか表示されます。

[サマリ レポート]ページには,円グラフが 2 つ表示されます。

プロトコルごとの合計実行数
プロトコルごとの実行数
プロトコルごとの合計仮想ユーザ数 プロトコルごとの実行された仮想ユーザ数

[サマリ レポート]ページの[全体の統計]セクションには,いくつかのメトリックを示す棒グラフが表示されます。

実行ごとの平均継続時間(分)
シナリオ実行の平均継続時間。
合計継続時間(時間) すべての実行の全体の継続時間(合算)。
実行ごとの平均仮想ユーザ数 シナリオの各実行で実行された仮想ユーザの平均数。
1 回の実行の最大仮想ユーザ数 1 つのシナリオ実行で実行された仮想ユーザの最大数。
合計実行数 シナリオ実行の合計数。

詳細を表示するには,[サマリ レポート]ページの右下にある[詳細ビュー]をクリックします。

フィルタ処理

右上隅にある日付指定を使用すると,結果をドリルダウンして,日付で統計をフィルタできます。[過去7日間]などの事前定義されたフィルタを選択するか,関心のある日付範囲を表示するカスタム・フィルタを指定できます。

CSV にエクスポート

使用状況分析データを CSV 形式でエクスポートできます。データをエクスポートするには,[サマリ レポート]ページの左下にある[CSVにエクスポート]ボタンをクリックします。

 

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[詳細ビュー]ページ

[詳細ビュー]ページを開くには,[サマリ レポート]ウィンドウの右下にあるボタンをクリックします。

[詳細ビュー]ページには,使用状況テーブルとサマリ・グラフが表示されます。

使用状況テーブルには,シナリオ実行に関する次の情報が表示されます。

  • 開始時刻
  • 継続時間
  • プロトコルごとの仮想ユーザ数

使用状況グラフは,プロトコルごとの実行数の時間経過を示します。

フィルタ処理

プロトコルまたは日付で結果をフィルタして,詳細ビューでドリルダウンできます。

日付でフィルタするには,右上隅にある日付指定を使用します。[サマリ レポート]ページに日付フィルタを適用した場合,そのフィルタは保持されます。

プロトコルで結果をフィルタするには,左上隅にあるプロトコル・ドロップダウンを使用します。さらに別のシナリオを実行すると,リストが更新されます。たとえば,JMeter テストを実行すると,それが自動的にドロップダウン・リストに追加されます。すべてのプロトコルを表示するには,[すべて]を選択します。

[サマリ レポート]ページに戻るには,右下隅の[戻る]をクリックします。

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関連項目: