SSL ユーティリティ

SSL ユーティリティでは,ユーザ・インタフェースから一般的な OpenSSL 関数を実行できます。

LoadRunner Professional マシンの Windows の[スタート]メニューから SSL ユーティリティを開きます。

証明書の変換

SSL ユーティリティ の[証明書の変換]タブでは,証明書を PKCS #12 および X.509 形式から PEM 形式に変換できます。

証明書を PEM 形式に変換するには,次の手順を実行します。

  1. SSL ユーティリティを開き,[証明書の変換]タブをクリックします。

  2. ソース証明書ファイル]フィールドで,変換する証明書を含むファイルを選択します。次のファイル・タイプがサポートされています。

    PKCS #12 ファイル .p12,.pxf
    X.509 ファイル .cer,.crt,.der
  3. パスワードのインポート]フィールドに,証明書ファイルを復号するためのパスワードを入力します。
  4. PEM ファイル]フィールドに,作成する .pem ファイルの名前と場所を入力します。
  5. PEM パスフレーズ]フィールドに,新しい証明書のパスワードを入力します。これを指定しないと,証明書がパスワードで保護されません。
  6. ソース形式]リストから,変換する元の証明書の形式を選択します。これは,非標準の拡張子のファイルを選択していなければ自動的に決まります。
  7. 変換]をクリックします。

    注: このタブには,「x509」および「pkcs12」OpenSSL コマンドと同じ機能があります。

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接続のテスト

SSL ユーティリティの[接続のテスト]タブでは,SSL サーバからの接続データをキャプチャして,%temp% ディレクトリのファイル <サーバ名>_<ポート番号>_ConnectionData.txt に保存できます。また,テストが完了したら,このファイルはメモ帳のファイルで表示されます。

接続をテストするには,SSL ユーティリティの[接続のテスト]タブで以下を入力します。

  • ホスト/ポート:接続先のホストおよびポートを指定します。指定しない場合,ポート 443 のローカル・ホストへの接続が試行されます。
  • クライアント証明書ファイル: サーバから要求されたときに使用する証明書。標準設定では,証明書は必要ありません。
  • クライアント・キー・ファイル:使用する秘密鍵。指定しない場合,証明書ファイルが使用されます。
  • パスワード:クライアント・マシンのパスワード。

注: このタブには,「s_client」OpenSSL コマンドと同じ機能があります。

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証明書暗号化の削除

SSL ユーティリティの[証明書暗号化の削除]タブでは,秘密鍵の証明書から暗号化を削除できます。

証明書暗号化を削除するには,次の情報を入力します。

  • ソース PEM:暗号化された秘密鍵およびパスワードを含むファイルの名前。
  • ターゲット PEM:暗号化を解除するファイルの名前。

注: このタブには,「pkcs12 -export」OpenSSL コマンドと同じ機能があります。

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