リソース管理用のHTMLパーサー

DevWeb HTMLパーサーを使用すると、スクリプトの生成中および再生中にHTML本文リソースを処理できます。

注: この機能は、DevWebテストを実行するすべてのツールのDevWeb YAMLファイルで構成できます。

HTMLリソースの管理について

スクリプトコードに、メインのWeb要求に関連する何百ものリソースに関する情報が含まれていると、読みにくくなる可能性があります。HTMLパーサーを使用すると、この情報を管理し、スクリプトのノイズと複雑さを軽減できます。

パーサーは次の方法で利用できます。

  • スクリプトの生成中。スクリプトに表示されるWeb要求ステップのリソースリストから、HTML本文で見つかったリソースをフィルタリングできます。

  • 再生中。これらのリソースを実行時にダウンロードするかどうかを決定できます。

コード生成中にリソースを管理する

オフラインスクリプトジェネレーターは、スクリプトを作成する前にHTML本文のリソース設定を処理します。

コード生成中にリソースを管理するには:

  1. <DevWeb root folder>\generator_config.ymlを開きます。

  2. フィルターセクションを展開します。

  3. showResourcesキーで、スクリプトに必要なWeb要求リソースを含める値を定義します。

    説明
    all すべてのリソースが表示されます (標準設定)。
    dynamic

    非HTML本文リソースのみが表示されます。これは、HTML内で検出されなかったリソースがスクリプト内に表示されることを意味します。

    none リソースは何も表示されません。
  4. 変更を保存します。

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再生中にリソースを管理する

HTMLパーサーが再生中にHTMLリソースを検索してダウンロードできるようにするには、スクリプトのWebRequestsにプロパティdownloadHtmlStaticResourcesを追加し、それをtrueに設定します。

例:

コードのコピー
const webResponse2 = new load.WebRequest({
    id: 2,
    url: https://www.somecompany.com,
    method: "GET",
    downloadHtmlStaticResources: true,
    headers: {
        "accept": "text/html,application/xhtml+xml,application/xml;q=0.9,image/webp,image/apng,*/*;q=0.8,application/signed-exchange;v=b3;q=0.7",
    },
}).sendSync();

ヒント: スクリプトのinitializeセクションの標準設定にdownloadHtmlStaticResourcesプロパティを追加すると、毎回コードを繰り返すことなく、スクリプト内のすべてのWeb要求の値を設定できます。その後、必要に応じてtrueまたはfalseに設定できます。

例:

load.WebRequest.defaults.downloadHtmlStaticResources = true;

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関連項目: