手動テスト実行の作成

このフローは、REST APIを使用して手動テストを実行する方法を示しています。

エリア: 手動テスト、Gherkinテスト、テストスイート

エンティティ関連図

このフローでは、次のエンティティにアクセスし、これらのエンティティ間の関係を理解する必要があります。

エンティティ このフローの関係 関係の説明 参照 /関係フィールド
テスト 手動テスト、Gherkinテスト、およびテストスイート この集約リソースコレクションは、手動テスト、Gherkinテスト、自動テスト、テストスイートなどのテストの種類を表します。 subtype
手動テスト テスト

手動テストは、tests集約リソースコレクションのサブタイプです。

手動テストには、manual_testsリソースコレクションからもアクセスできます。

集約リソースコレクションtestsに関連するフィールドはありません。

  
手順

手動のテスト手順は、ALM Octane内部リポジトリに保存されています。ステップは、testsリソースコレクションの対応するテストの下でスクリプトリソースとしてアクセスされます。

 tests\<test_ID>\script
実行 手動テスト実行とテストスイート実行 この集約リソースコレクションは、手動実行やテストスイート実行などのテスト実行のタイプを表します。 subtype
手動実行 実行

手動テスト実行は、runs集約リソースコレクションのサブタイプです。

手動テスト実行には、manual_runsリソースコレクションからもアクセスできます。

集約リソースコレクションrunsに関連するフィールドはありません。

  
手順

手動実行ステップは、手動実行を実行すると作成されます。

手動実行のみが計画されている場合、実行ステップはテストが実行されるまで作成されません。

注: この動作は、CREATE_STEPS_DURING_RUN_CREATION構成パラメーターによって制御されます。詳細については、構成パラメーターを参照してください。

実行を実行せずに計画された実行のステップを生成するには、runsカスタムリソースに対してPUTリクエストを実行します。

PUT .../api/shared_spaces/<space_id>/workspaces/<workspace_id>/runs/{run_id}/steps

  
手動テスト

手動テストの実行は、それぞれのテストに関連付けられています。

 test
リリース 手動実行

実行はリリースに関連付けることができます。

 release
リストノード 手動実行 実行ステータスは、list_nodeリソースコレクションにあります。 native_status

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フロー

手動のテスト実行を段階的に作成するためのREST API呼び出しを作成しましょう。

  1. 通常、フェーズをNewに設定して手動テストを作成します。したがって、最初にフェーズエンティティをチェックして、手動テストのNewフェーズに対応するIDを確認しましょう。

    GET .../api/shared_spaces/<space_id>/workspaces/<workspace_id>/phases?query="logical_name EQ 'phase.test_manual.new'"

    このGET操作は、フェーズIDとして1009を返します。 

    {
  "total_count": 1,
  "data": [
    {
      "type": "phase",
      "creation_time": "2017-04-02T19:06:49Z",
      "is_system": true,
      "logical_name": "phase.test_manual.new",
      "version_stamp": 1,
      "is_start_phase": true,
      "description": null,
      "name": "New",
      "id": "1009",
      "metaphase": {
        "type": "metaphase",
        "id": "1005"
      },
      "last_modified": "2017-04-02T19:06:49Z",
      "entity": "test_manual"
    }
  ],
  "exceeds_total_count": false
}

  2. NewフェーズでMyManualTestという名前の手動テストをPOSTします。

    POST .../api/shared_spaces/<space_id>/workspaces/<workspace_id>/manual_tests

    ペイロード 

         {"data":[
           {
             "phase":{
                        "id": 1009,
                        "type":"phase"
                     },
             "name":"MyManualTest" 
           }    ]
         }

    それに応じて、手動テストはID1079で作成されます。

    {
  "total_count": 1,
  "data": [
    {
      "type": "test_manual",
      "id": "1079"
    }
  ],
  "exceeds_total_count": false
}

  3. ここで、PUT操作を使用してテストステップを追加することにより、新しく作成されたMyManualTest(ID 1079) を更新します。

    手動テストには、3つのステップと1つの検証ステップがあります。

    スクリプトは、manual_testsリソースコレクションではなく、testsリソースコレクションを使用して追加されます。

    テストスクリプトはバージョン管理をサポートします。したがって、テストをそのステップで更新するときに、このバージョンのテストステップのコメントとリビジョンタイプを指定できます。このフローでは、バージョンに空白のコメントがあり、そのリビジョンタイプはマイナーと見なされます。リビジョンタイプは、メジャーまたはマイナーのいずれかです。

    PUT /api/shared_spaces/<space_id>/workspaces/<workspace_id>/tests/1079/script

    ペイロード 

    {  "script":"- Enter user name. \n
                 - Enter password. \n
                 - Press <ENTER>.\n
                 - ? Was login successful? ",
       "comment":"These are the steps I am adding.",
       "revision_type":"Minor" 
    }

    手順は手動テストに追加されます。

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ここで、MyManualRunという手動テスト実行をPOSTします。ランを作成するには、以下を提供する必要があります。 

  • 「実行中」のテストの名前とID。

  • 実行に割り当てるネイティブステータス。ステータスは、list_nodeリソースコレクションでアクセスされます。このフローでは、list_node.run_native_status.failedに対応するステータス1091を割り当てます。

  • 実行に関連付けられたリリース。

ペイロード 

POST /api/shared_spaces/<space_id>/workspaces/<workspace_id>/manual_runs

{  "data":[
   { 
      "test":{"id":1065,"type":"test_manual"},
      "native_status":{"id":1091,"type":"list_node"},
      "name":"MyManualRun",
      "release":{"id":1001,"type":"release"}
    }
  ]
}

The test run is created with ID 1195.

{
  "total_count": 1,
  "data": [
    {
      "type": "run_manual",
      "id": "1195"
    }
  ],
  "exceeds_total_count": false
}

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参照情報: