データベースに関連する問題の処理

このトピックでは、データベース関連の管理タスクのハンドリングの指示について説明します。

サイトスキーマの設定の変更と再初期化

サイトスキーマの設定を変更する必要がある場合は、octane.confファイルで変更を行います。

サイトスキーマの設定を変更して再初期化するには:

  1. /opt/octane/server/conf/ディレクトリ内のsharedspace_logical_name.txtで、ALM Octaneのインスタンスに関連するインデックスの名前を取得します。

  2. データベースのサイトスキーマを削除します。

  3. リポジトリを削除します。

  4. Elasticsearchからmqm_<sp_logical_name>インデックスを削除します。ALM Octaneサーバーのシェルで、次のコマンドを実行します。

    curl -XDELETE 'http://<server address>:9200/mqm_<sp_logical_name>/'
  5. ALM Octaneサーバーを起動します。

    systemctl start octane

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Octaneサイトスキーマおよび構成ファイルのデータベースパスワードの更新

データベースパスワードを変更した場合は、データベースパスワード更新ツールを使用して、ALM Octaneのサイトスキーマおよびoctane.conf構成ファイルのデータベースパスワードを更新できます。これはデータベースユーザーのパスワードを更新するのではなく、ALM Octaneの構成のみを更新することに注意してください。

注: ツールはオフラインで動作します。クレデンシャル出力はセキュリティのために無効になっています。

  1. ALM Octaneサーバーを停止します。

    サーバーを停止した後、ツールを実行する前に30秒待ちます。どのノードからも30秒間アクティビティがない場合、クラスターはオフラインと見なされます。

  2. Octaneサーバーで次のコマンドを実行します。

    /opt/octane/install/updatedbcreds.sh
  3. 以下のセクションの説明に従って値を入力します。

  4. 完了したら、ALM Octaneサーバーを起動します。

使用法

このツールは、ファイルまたはインタラクティブの2つのモードで動作できます。

updatedbcreds.sh <-m mode> <-f path | -t target>

ここで、

  • mode = {file | interactive}

  • target = {admin | user}

  • path =ファイルへの有効な絶対パスまたは相対パス

File: modeがfileに設定されている場合は、 -fを使用してパスワード定義ファイルへのパスを指定します。クレデンシャルは、提供されたファイルから取得されます。

Interactive: モードがインタラクティブに設定されている場合は、 - tを使用して、パスワードを変更するターゲット (adminまたはuser) を指定します。クレデンシャルをインタラクティブに入力します。adminまたはuser定義のいずれかを省略できることに注意してください。この場合、他のユーザーのパスワードが使用され、そのパスワードは変更されません。

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