Solution Manager を UFT One と連携動作させるための設定
このタスクでは、UFT One SAP Solutions Add-in で使用可能な Solution Manager-UFT One 統合機能を使用できるように、Solution Manager を設定して UFT One と連携動作させる方法について説明します。
前提条件
ユーザ(または Solution Manager システム管理者)があらかじめ適切なサポート・パッケージをインストールし、Solution Manager サーバを UFT One と連携動作するように設定する必要があります。
Solution Manager と連携動作させるための UFT One の登録
このステップにより、Solution Manager は UFT One と通信できるようになります(この手順は、システム内で 1 回だけ実行してください)。
-
トランザクション SPRO に移動し、[SAP Reference IMG]をクリックして、[SAP Solution Manager]>[Capabilities (Optional)]>[Test Suite]>[Test Suite for SAP Solution Manager]>[Test Automation Framework]>[Setup]>[Register Test Tool]を参照します。
-
[New Entries]をクリックします。
-
値を次に示すとおりに入力します。
Tool Name:Unified Functional Testing
Customizing Table for External Test Tools:
COM Program ID MERCURY.ECATTAGENT Tool Desc. Unified Functional Testing Maintain DB QUICKTEST DATABASE Tst DB Ext Tool QUICKTEST RUNTIME DATABASE W/o Password このチェックボックスを選択 W/o Database このチェックボックスを選択 Transfer Log of External Test Tool このチェックボックスを選択 Supp. BPCA Trace このチェックボックスをクリア テスト・ツールを登録する別の方法:
-
トランザクション SM30 に移動します。[General Table Display]ウィンドウが開きます。
-
[Table Name]ボックスで、「ECCUST_ET」と入力し、Enter キーを押します。
-
[Display Table ECCUST_ET]ウィンドウが開き、必要なパラメータ名を含む空のテーブルが表示されます。
-
値を次に示すとおりに入力します。
TOOL_NAME Unified Functional Testing PROG_ID MERCURY.ECATTAGENT TOOL_DESC Unified Functional Testing TOOL_DATABASE QUICKTEST DATABASE TOOL_RUN_DB QUICKTEST RUNTIME DATABASE TOOL_NO_PWD X TOOL_NO_DB X 汎用モジュール SET_EXTERNAL_TOOL を使ってカスタマイジング・テーブルにエントリを作成することもできます。詳細については、Solution Manager のマニュアルを参照してください)。
-
-
トランザクション SM30 に移動し、下の例に示すように「V_AGS_SMT_TCT」と入力します。
-
[Display]をクリックし、次の情報を持つ行が存在することを確認します。
UFT One が登録され、SAP アプリケーションで使用できるようになっています。
Secure Network Connection(SNC)を介したSAP サーバをターゲット・システムとする接続はサポートされていません。
回避策:次の手順のいずれかを実行します。
-
Secure Network Connection なしでサーバにログオンします。
-
SNC 設定を含むサーバ情報を SAP GUI クライアントに追加します。次に、UFT One で、SAPGuiUtil オブジェクトの他の AutoLogon メソッドを使用してサーバにログオンします。詳細については、「セキュリティ上の理由から、SAP Scripting API はパスワードを記録しません。」を参照してください。
Solution Manager - UFT One ユーザに対して必要なロールまたはプロファイルを適用
-
次の権限があることを確認してください。
-
Solution Manager スクリプトの実行
-
Solution Manager スクリプトの編集
-
統合モードでの外部ツール(UFT One)の使用
-
スタンドアロン・モードにおける外部ツール(UFT One)から Solution Manager への接続
-
-
UFT One-Solution Manager 統合を使い始める前に、上記のタスクを実行するのに必要なロールまたはプロファイルが使用するユーザ名に割り当てられていることをシステム管理者に確認します。たとえば、スタンドアロン・モードで UFT One を使用するには、Solution Manager システム内で S_ECET ロールまたは SAP_ECET プロファイルが割り当てられている必要があります。これは、これらの各作業に特別なロールまたはプロファイルが必要なためです。
-
トランザクション SE38 で、プログラム ECATT_GENERATE_ET_USER を実行して、外部ツールとの通信に必要なサービス・ユーザ(ECATT_ET_USR)を作成します。
-
バージョン 7.2 の Solution Manager を使用している場合は、ECATT_ET_USR ユーザに割り当てられている権限を変更して、SAP API の使用を拡張します。権限を変更するには、カスタム・ロールを作成し、このユーザに割り当てます。
-
ロール更新トランザクション(PFCG)で、ECATTUSRROLE などのカスタム・ロールを作成します。
- カスタム・ロールに、次の権限項目を持つ権限オブジェクト S_RFC で、1 つの汎用モジュールにアクセスする権限を付与します。
(ACTVT=16 (Execute), RFC_TYPE=FUNC, RFC_NAME=RFC_GET_FUNCTION_INTERFACE) -
Solution Manager サーバで T コード SU01 を実行すると、ユーザ・メニューに簡単にアクセスできます。
-
ユーザ名
Ecatt_ET_USR
を入力し、ユーザのディスプレイを開きます。 -
[Roles]タブで、作成したカスタム・ロールを追加します。
-
上記の手順とその影響の詳細については、システム管理者に問い合わせるか、SAP および Solution Manager のドキュメントを参照してください。