動的変換サポートの無効化(上級)
このタスクでは、動的変換サポート・メカニズムが正しく機能しない場合に、このメカニズムを無効にして、手動で Java 環境を設定して動的変換サポートを使わずに Java Add-in を使用する方法について説明します。
注意: インクリメンタル・ガベージ・コレクタ(-Xincgc オプション)を使用するときは、動的変換サポート・メカニズムはサポートされません。このため、-Xincgc オプションを使用することが必須の場合は、動的変換サポートを無効にする必要があります。
動的に変換されたクラスの保存
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java アプレットまたはアプリケーションを準備のために起動したときに生成される、動的に変換されたクラスを保存するフォルダを指定します。
レジストリ・エディタを開いて([スタート]>[ファイル名を指定して実行]を選択し[名前]ボックスに regedit と入力して[OK]をクリック)、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Mercury Interactive\JavaAgent にある JavaAgent メイン・キーに移動します。ClassesDumpFolder という名前の新しい文字列値を定義して、その値データを C:\JavaSupportClasses など、コンピュータ上の既存のフォルダ(空であることが好ましい)に設定します。
注意: ClassesDumpFolder 文字列値がすでに存在する場合は、その値データをコンピュータ上の既存のフォルダに変更できます。
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-Xincgc オプションを使用している場合は、JVM フック・プロファイラで必要なクラスを変換、保存できるように、このオプションをコマンド・ラインから一時的に削除します。
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アプレットまたはアプリケーションを起動して、基本操作をいくつか実行します。これにより、必要なすべてのクラスが変換、保存されます。
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アプレットまたはアプリケーションを閉じます。これで、動的に変換されたすべてのクラスが、前の手順で指定したフォルダ(C:\JavaSupportClasses など)に保存されました。
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コマンド・ラインから -Xincgc オプションを一時的に削除した場合は、ここで復元します。
変換されたクラスを保存できたので、動的変換サポートを無効にする準備が整いました。
動的変換サポートの無効化
次のオプションを追加します。-Xbootclasspath/p:<ClassesDumpfolder>\Final。ここで <ClassesDumpfolder> は、動的に変換されたクラスが保存されているフォルダの値(C:\JavaSupportClasses など)です。たとえば、変更後は _JAVA_OPTIONS 環境変数は次のようになります。
-Xbootclasspath/p:C:\JavaSupportClasses\Final -Xbootclasspath/a:C:\PROGRA~1\Micro Focus\
UNIFIE~1\bin\JAVA_S~1\classes;C:\PROGRA~1\Micro Focus\UNIFIE~1\bin\JAVA_S~1\classes\jasmine.jar