GUI テストを有効にするための Adobe Flash Player Debugger のセットアップ

このタスクでは、UFT One コンピュータに Adobe Flash Player Debugger をセットアップして、UFT One テスト用に設定する方法について説明します。

この設定を行えば、Adobe Flash Player Debugger(または Adobe Flash Player Projector デバッガ)を使用して Flex アプリケーションを実行し、他の種類のアプリケーションと同じように UFT One でテストできるようになります。この方法では、テストするアプリケーションを準備したり、特別な方法でアプリケーションをロードしたりする必要はありません。

この方法は、SWF および HTML Flex アプリケーションに使用できます。

注意: Flex アプリケーションの実行にこのデバッガを使用しない場合、UFT One と Flex アプリケーションとの通信を可能にする別の方法を選択できます。詳細については、「Flex アプリケーションのオブジェクトを認識するための UFT One の設定」を参照してください。

Adobe Flash Player デバッガがインストールされていることの確認

Adobe Flash Player Debugger がインストールされていない場合は、ご使用のオペレーティング・システムおよびブラウザに対応するプログラム・ファイルをダウンロードしてインストールします。

Flash Player Debugger の検索およびインストールについてのヒント:

  • Flash Player DebuggerFlash Player ActiveX コントロール・コンテンツ・デバッガという名称は、互いに置き換え可能です。

  • Windows 2012 または 2012 R2 で Flash Player Debugger のインストールが正常に完了したら、Adobe のサイトから Flash Player Debugger をインストールする前に、Windows サーバー・マネージャーで[デスクトップ エクスペリエンス]機能を追加します。

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Adobe Flash Player Debugger をセットアップして UFT One と統合

このステップでは、Adobe Flash Player Debugger の設定ファイルを編集し、Flash Player のグローバル・セキュリティ設定で、信頼されている場所に UFT One の Flex エージェントを追加します。

注意: UFT One Flex Agent のバージョンとテストを実行する UFT インスタンスのバージョンは同じである必要があります。

  • Flash Player を設定して、アプリケーションの実行時に毎回 UFT One Flex エージェントをロードするとともに、実行セッション中はメッセージ・ボックスを開かない(メッセージは Flash Player のログ・ファイルに転送する)ようにします。

    1. %USERPROFILE%\MM.CFG ファイルを作成するか開きます。

    2. 次の行をファイルに追加します(<UFT One インストール・フォルダ> は適切なパスで置き換えます)。

      PreloadSWF=<UFT One インストール・フォルダ>\dat\Flash\Flex\UFTFlexAgentInjector.swf
      SuppressDebuggerExceptionDialogs=1
      ErrorReportingEnable=1
      TraceOutputFileEnable=1

    次の標準設定ファイルをサンプルとして使用できます。<UFT One インストール・フォルダ>\dat\Flash\Flex\MM.CFG

  • (オプション)Flash Player のグローバル・セキュリティ設定で、信頼されている場所に UFT One の Flex エージェント・フォルダを追加します。
    (このステップを実行する必要があるのは、UFT One が Flex アプリケーションを適切に操作していない場合だけです。)

    インターネットに接続している場合:

    1. http://www.macromedia.com/support/documentation/en/flashplayer/help/settings_manager04.html を開きます。

      Flash Player Help が表示され、実際の[グローバルセキュリティ設定]パネルが開きます。

    2. 編集]ドロップダウン・リストを開いて、[追加]を選択します。

    3. 開いたダイアログ・ボックスで、テキスト・ボックスに「<UFT One インストール・フォルダ>\dat\Flash\Flex\」と入力して(<UFT One インストール・フォルダ> は適切なパスで置き換えます)、[確認]をクリックします。

    それ以外の場合:

    1. 次の場所の FlashPlayerTrust フォルダでにあるテキスト・ファイルを作成するか開きます。%appdata%\Macromedia\Flash Player\#Security\FlashPlayerTrust

      テキスト・ファイル内の各行には、信頼できるファイルまたはフォルダの名前が含まれています。

    2. 次の行を追加します(<UFT One インストール・フォルダ> は適切なパスで置き換えます)。<UFT One インストール・フォルダ>\dat\Flash\Flex\

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