既知の問題 - Silverlight Add-in

一般

  • UFT One は、テンプレート経由でデータにバインドされる ListBox コントロールと ComboBox コントロールの all items プロパティと selection プロパティに対して誤った値を取得します。

  • 回復シナリオでオブジェクトの状態トリガを使用している場合、次の問題が生じることがあります。

    • 回復シナリオで、SlvWindow 状態の確認時に冗長なテスト・オブジェクトが検出される。

    • 回復シナリオに関連するノードのうち、実行結果に含まれていないものがある。

  • Silverlight Add-in は、拡張保護モードが有効になっている場合、Internet Explorer 11 でサポートされません。

  • Silverlight Add-in は、64 ビット版 Firefox ブラウザをサポートしません。

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チェックポイント

  • (OCR メカニズムではなく)Windows API テキスト認識メカニズムを使用してテキスト領域チェックポイントまたはテキスト領域出力値を挿入する場合、Silverlight コントロール上のすべてのテキスト(選択した領域のテキストのみでない)がキャプチャされます。

  • 一部のテスト・オブジェクトでは、ActiveScreen からテキスト・チェックポイントを挿入しようとすると、テキスト・チェックポイントを挿入できず、エラー・メッセージが表示されます。

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テストの作成と編集

  • Mozilla Firefox では、ウィンドウレスの Silverlight アプリケーションを対象とした記録はサポートされていません。

  • テストの作成または編集時に Silverlight コンテキスト・メニューを開く場合、ブラウザを閉じる前に、コンテキスト・メニュー・コントロールを閉じる必要があります(たとえば、ESC キーを押します)。そうしないと、実行セッション中にブラウザ・ウィンドウが開いたままになります。

    回避策:テストで、ブラウザを閉じる行の前に次の行を追加します。

    Browser("SilverLightAUT").Page("SilverLightAUT").SlvWindow("Page").SlvButton("Login").Type micEsc
    Browser("SilverLightAUT").Page("SilverLightAUT").SlvWindow("Page").SlvButton("Login").ShowContextMenu
    Browser("SilverLightAUT").Page("SilverLightAUT").SlvWindow("Page").SlvButton("Login").Type micEsc
    Browser("SilverLightAUT").Close 	

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テストの実行

  • Web ページに、ウィンドウレスの Silverlight アプリケーションが含まれている場合、最初に Web ページを開いたときに表示域からスクロールアウトすると、UFT One ではこのアプリケーションを表示できなくなります(たとえば前の例では、UFT OneSlvWindow.MakeVisible ステップを実行できなくなります)。

  • Internet Explorer の一部のバージョンでは、Silverlight アプリケーションは Click 操作の実行後にしかアクティブになりません。これらの場合、最初の Click 操作を実行しない限り、UFT One でテスト・ステップの実行に失敗する場合があります。

    回避策:Silverlight アプリケーションに対する他の操作の実行の前に、このアプリケーションに対する Click 操作を挿入してください。

  • UFT One で既存のテストの実行時にパフォーマンスを向上するには、Silverlight テスト・オブジェクト記述を更新して devnamepath プロパティを含めるようにします。