[SAP] タブ([記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックス)

このダイアログ・ボックスでは、記録または実行セッション中に UFT One が SAP GUI for Windows アプリケーションに接続する方法を指定できます。

アクセス方法

[記録]>[記録と実行環境設定]>[SAP]タブを選択します。

参照

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

開いているすべての SAP GUI for Windows アプリケーションでテストを記録して実行する

開いているすべての SAP GUI for Windows アプリケーションを使用するように UFT One を設定します。

このオプションは、[SAP Logon]ダイアログ・ボックスまたは[SAP Logon Pad]を使って開いたセッションをサポートします。

記録または実行セッションの開始時に次の SAP クライアントを開く

指定した SAP サーバに接続し、指定したユーザ設定を使用して SAP GUI for Windows アプリケーションを開くように UFT One を設定します。

特定のサーバに接続するように選択した場合は、記録または実行セッションを開始するたびに UFT One が(ログオン・ステップを記録せずに)そのサーバに自動的にログオンするための詳細を指定できます。

サーバの説明

接続するサーバを示します。[サーバの詳細]ボックスには、[SAP Logon Pad]または[SAP Logon]ダイアログ・ボックスで指定できるサーバが一覧表示されます。

[記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスのこのリストにサーバを追加するには、[記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスを閉じ、[SAP Logon]ダイアログ・ボックスを使って適切なエントリを定義してから、[記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスを再び開きます。

[記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスで設定したすべての値がテストに保存されるのに加えて、ダイアログ・ボックスの[自動ログイン]領域にある[ユーザ]、[クライアント]、[パスワード]、[言語]に入力した値は、選択したサーバにも保存されます(テストに保存されるのに加えて)。このため、前に選択したサーバを指定すると、保存された値が[自動ログイン]領域に自動的に表示されます。

システム・データ・コンテナ

現在のテストに使用できるターゲット・システムを含むシステム・データ・コンテナを指定します。

統合モードで Solution Manager から GUI テストを開く場合にのみ有効になります。

ターゲット・システム

テストできる利用可能な SAP 環境のドロップダウン・リスト。

システム データ コンテナ]オプションを選択した場合にのみ有効になります。

自動ログインを有効にする

指定したログオン詳細情報を使って指定した SAP GUI for Windows アプリケーションを開くように UFT One を設定します。

記録または実行セッションの開始時に次の SAP クライアントを開く]を選択したときのみ有効になります。

ユーザ

指定したサーバへのログオン時に使用するユーザ名です。

自動ログインを有効にする]を選択したときのみ有効になります。

パスワード

指定したユーザ名に対応するパスワードです。

自動ログインを有効にする]を選択したときのみ有効になります。

クライアント

クライアント番号です。

自動ログインを有効にする]を選択したときのみ有効になります。

言語

指定した SAP GUI for Windows アプリケーションが表示する言語です。

自動ログインを有効にする]を選択したときのみ有効になります。

パスワードを保存する

テストの記録または実行の開始時にパスワードを入力せずに済むように、このダイアログ・ボックスにパスワードの情報を保存します。

自動ログインを有効にする]を選択したときのみ有効になります。

テストを閉じるときに Sap GUI for Windows アプリケーションを閉じる

[記録と実行環境設定]ダイアログ・ボックスで指定された SAP GUI for Windows セッションをテストを閉じるときに閉じるように UFT One を設定します。

実行セッションの前、最中、または後に開かれた他の SAP GUI for Windows セッションには影響しません。

[オプション]ダイアログ・ボックスの[SAP]表示枠([ツール]>[オプション]>[GUI テスト]>[SAP]ノード)にある[セッションのクリーンアップ]オプションは、このオプションに優先します。

既に開いているセッションでは記録と実行を行わない

記録または実行セッションの開始前にすでに開いていた SAP GUI for Windows セッションでテストの記録や実行を行わないように UFT One を設定します。このようにすると、同じコンピュータ上で実行中のほかの SAP GUI for Windows セッションでステップが誤って記録されることはありません。

Web ページがロードされるまで待機してからステップを実行する

テスト実行の開始前に Web ベース SAP ページが完全に同期化するまで待機するように UFT One を設定します。

注意: このオプションは標準設定で選択されています。IC WebClient で作業する場合にのみ、このオプションをクリアしてください。