API テストの作成と実行
このレッスンでは、UFT One で基本的な API テストを作成する方法について説明します。API テストは、アプリの非 GUI(サービス)層をテストするもので、アプリケーション API サービスを表すアクティビティと、サービスのテストに使用されるステップのプロパティで構成されます。
API テストと基本的なステップの作成
新しい API テストを作成します。
次の手順を実行します。
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UFT One で、[新規作成]ツールバー・ボタンの下向き矢印をクリックし、[新規テスト]を選択します。
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[新規テスト]ダイアログ・ボックスで、次の操作を行います。
- [API テスト]を選択します。
- [名前]フィールドに「Basic」と入力します。
- 標準設定の場所のままにし、[ソリューション名]フィールドは空白のままにします。
- [作成]をクリックして新規テストを作成します。
テストは、ソリューション・エクスプローラの「ソリューション 無題」ノードの下に表示されます。これは、ソリューションが指定されていない場合の標準設定の名前です。空のテスト・フローは、ドキュメント表示枠の[基本]タブにも表示されます。
基本ステップの追加
文字列をログに書き込むための基本ステップを追加してから、文字列内の 1 つの単語を置き換えるための基本ステップを追加します。
次の手順を実行します。
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文字列の連結アクティビティをテストするステップを追加します。
- [ツールボックス]表示枠を表示し、[文字列操作]>[文字列の連結]アクティビティを参照します。
- [文字列の連結]アクティビティをキャンバスの[テスト フロー]ボックス内にドラッグします。
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右側の[プロパティ]表示枠で[入力/チェックポイント]タブをクリックし、次のようにプロパティを定義します。
[入力]領域 次の値を入力します。
- プレフィックス:単語の後のスペースを含めて「Hello 」と入力します。
- サフィックス:ピリオドを含めて「world.」と入力します。
[チェックポイント]領域 次の手順を実行します。
- [結果]の[検証]オプションを選択します。
- [期待値]カラムで[=]を選択し、「Hello world.」とピリオドを含めて入力します。
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定義したばかりの文字列を置き換える別のステップを追加します。
[ツールボックス]表示枠から、[文字列操作]>[文字列の置換]アクティビティをキャンバスの[文字列の連結]ステップの下にドラッグします。
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キャンバスで[文字列の置換]ステップを選択した状態で、右側の[プロパティ]表示枠で次のようにプロパティを定義します。
[一般]タブ ステップの名前を「文字列の置換」から「テキストの変更」に変更します。
[名前]フィールドに「テキストの変更」と入力し、Enter を押します。
[入力/チェックポイント]タブ [入力]領域で、次の値を入力します。
- 変換元の文字列:Hello world.
- 検索文字列:Hello
- 置換文字列:Goodbye
- 大文字と小文字を区別する:false
[チェックポイント]領域で、次の操作を行います。
- [結果]の[検証]オプションを選択します。
- [期待値]カラムで[=]を選択し、[Goodbye world.]とピリオドを含めて入力します。
- テストを保存して、「テストの実行と結果の分析」に進んでください。
テストの実行と結果の分析
API テストを実行し、結果を表示します。
次の手順を実行します。
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[実行]ツールバー・ボタンをクリックします。
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[実行]ダイアログの標準設定値はそのままにし、[実行]をクリックしてテストの実行を開始します。
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テスト実行中に、ステップの実行に合わせて、コンパイルされるログを下部の[出力]表示枠で確認します。
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テスト実行が完了して実行結果が表示されたら、[テスト フロー]領域を下に移動し、[文字列の連結]および[テキストの変更]ステップをクリックします。
ステップが設定されたとおりに実行され、記録されたかを確認します。
例:
次のステップ: