テストの計画とソリューションの作成

テストの作成を開始する前に、アプリケーションを分析して、アプリケーション・プロセス(特定のタスクを完了するためにアプリケーションが実行する個別のアクティビティ)を理解します。

始めに、UFT One でインストールされたサンプルのフライト予約アプリケーションを探索します。

サンプルの MyFlight アプリケーションの探索

このチュートリアルでテストの作成を開始する前に、UFT One とともにインストールされたサンプルの MyFlight アプリケーションを探索します。GUI 層と API 層の両方にアクセスして、テストする必要のあるユーザ・プロセスとバックエンド・プロセスを理解します。

Flight GUI 層

MyFlight アプリケーションは、このチュートリアルで使用されるサンプル・アプリケーションのユーザ・インタフェース層です。

MyFlight アプリにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. スタート]メニューから[すべてのプログラム]>Micro Focus]>[Micro Focus Unified Functional Testing>[Sample Applications]>[Flight GUIを選択します。

  2. ユーザ名に John、パスワードに hp を使用してログインします。
  3. MyFlight アプリを使用して、フライトの予約を作成します。各ページで、都市、日付、乗客の詳細など、必要な詳細を入力します。

    ユーザ・インタフェース内を移動し、テストするユーザ・アクションと、テストのユーザ・インタフェース要素を表すために UFT One に作成する必要のあるテスト・オブジェクトを検討します。

    完了したら、[New Search]をクリックして、アプリケーションをスタート・ページに戻します。

Flights API 層

Flights API サービス層は、MyFlight サンプル・アプリケーションのバックエンド API 層を表します。

API サービスを表示するには、次の手順を実行します。

  1. スタート]メニューから[すべてのプログラム]>Micro Focus]>[Micro Focus Unified Functional Testing>[Sample Applications]>[Flight APIを選択します。

  2. Help]ボタンをクリックして、アプリケーションに含まれるメソッドの説明を参照します。

    それぞれのメソッドに提供されているプロパティの詳細に注意しながら、ひとつずつ確認します。この情報は、テストを設計する際に、これらのメソッドのプロパティ値を指定するのに使用します。

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UFT One の起動とソリューションの作成

テストのコンテナとして機能する UFT One ソリューションを使用します。このチュートリアルでは、GUI テストと API テストの両方と、関数ライブラリをソリューションに追加します。

次の手順を実行します。

  1. デスクトップに保存されているアイコンをクリックするか、[スタート]メニューから次の項目を選択して、UFT を開きます。

    [すべてのプログラム]>Micro Focus]>[Micro Focus Unified Functional Testing]>[Micro FocusUnified Functional Testing

  2. UFT One の起動時に標準で表示されるアドイン・マネージャ・ウィンドウで、WPF Add-in のみが選択されていることを確認します。他のアドインをすべてクリアし、[OK]をクリックして UFT One を開きます。

    ヒント: UFT One を起動するときは必ず、アプリに関連する UFT One アドインをロードしてください。アプリが Java で記述されている場合は、UFT One Java Add-in をロードします。関係のないアドインはクリアして、UFT One のパフォーマンスを高速化してください。

    MyFlight アプリは WPF で記述されているため、このチュートリアルには WPF Add-in が必要です。

  3. UFT One で、ツールバーの[新規作成ドロップダウンをクリックし、[ソリューション]を選択します。

  4. ファイル名]フィールドに「MyFlightApplication」と入力し、[作成]をクリックします。

    新しい MyFlightApplication ソリューションが[ソリューション エクスプローラ]表示枠に表示されます。

    ヒント: ソリューション・エクスプローラが非表示の場合は、[表示]>[ソリューション エクスプローラ]を選択して表示します。

次のステップ: