テストまたはアクションのパラメータ
関連:GUI テストのみ
テスト・パラメータまたはアクション・パラメータ(入出力両方のパラメータ)を使用して、ステップ内の値をパラメータ化できます。
テスト・パラメータ
テスト・パラメータでは、テスト内の各アクション(さらには、アクション内の各ステップ)でパラメータとその値を共有できます。テスト・パラメータを作成すると、あらゆるアクション・パラメータについて、その値をテスト・パラメータから取得できます。
テスト・パラメータは[プロパティ]表示枠の[パラメータ]タブで作成します。
アクション・パラメータ
アクション・パラメータを使用すると、アクションに含まれるすべてのステップで使用可能なパラメータを指定できます。
アクション・パラメータはアクションとともに保存され、アクションのすべての呼び出しで維持されます。アクション・パラメータの値は、次のいずれでも指定できます。
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テスト・パラメータ
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親アクションのパラメータ(アクションがネストされている場合)
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前のアクション呼び出しの出力(兄弟アクション)
パラメータの作成は、[プロパティ]表示枠の[パラメータ]タブまたは[アクションのプロパティ]ダイアログ・ボックスの[パラメータ]タブで行います。アクション・パラメータの実際の値は、[アクション呼び出しプロパティ]ダイアログ・ボックスの[パラメータの値]タブで設定します。
入力アクション・パラメータ値は、現在のアクションのステップ内でのみ使用できます。別のアクション(またはテスト)からのアクション入力値は、値を使用するアクションまで値をテスト階層の下方に向かってアクションからアクションへ受け渡した場合にのみ使用できます。
テストとアクションのパラメータ値を作成し、テスト全体のさまざまな場所でパラメータとその値を使用できます。たとえば、アクション・パラメータの値をテスト・パラメータ値から取得できます。同様に、テスト・ステップのオブジェクト値をアクション・パラメータから取得できます。
ただし、テスト・パラメータをステップのパラメータ値として使用する必要がある場合や、ネストした子アクションで親アクションのパラメータを使用する必要がある場合もあります。このような場合には、テストからアクションへとパラメータを渡すか、アクションの階層を使用する必要があります。これにより、ステップはパラメータにアクセスできるようになります。
例:
Action3 が Action1(最上位レベルのアクション)のネストされたアクションで、テストを実行する(呼び出す)外部アプリケーションからテストに渡される値を使用して Action3 の値をパラメータ化するとします。
テスト・レベルの値を Action1 から Action3 に渡し、(外部アプリケーションから渡された)このアクション入力パラメータ値を使用して必要な値をパラメータ化できます。
また、アクション・ステップの出力アクション・パラメータを、同じ階層レベルの後続の兄弟アクションに渡すこともできます。たとえば、Action2、Action3、および Action4 が同じ階層レベルの兄弟アクションで、すべて Action1 のネストされたアクションであるとします。
この場合、Action2 または Action3 から取得した出力値に基づいて Action4 の呼び出しをパラメータ化できます。その後、これらのパラメータをアクション・ステップで使用できます。
テスト・パラメータおよびアクション・パラメータを使用したタスクの詳細については、「アクション・パラメータとテスト・パラメータの使用」を参照してください。
エディタでアクション・パラメータをステップとして追加する
ステップをパラメータ化するとき、あるいは出力値ステップを挿入するときに、ダイアログ・ボックスから入力(または出力)パラメータを選択するのではなく、Parameter ユーティリティ・オブジェクトを次の形式で使用して、[エディタ]の値として入力(または出力)パラメータを入力できます。
Parameter("Parameter Name")
Parameter("Action Name", "Parameter Name")
具体的な例については、『UFT One Object Model Reference for GUI Testing』の「Parameter」を参照してください。
その他の参照項目: