キャプチャでテスト・オブジェクトをコンポーネントに追加する

関連：ビジネス・プロセス・テストまたはビジネス・プロセス・フロー

このタスクで説明するのは、アプリケーションをスキャンし、アプリケーションのオブジェクトをオブジェクト・リポジトリにキャプチャすることで、テスト・オブジェクトをコンポーネントに追加する方法です。これにより、最初にオブジェクト・リポジトリの作成してそのデータを入力し、次にオブジェクト・リポジトリをコンポーネントのアプリケーション領域に関連付けするという処理を行わなくても、テスト・オブジェクトを 1 ステップで追加できます。

このトピックの内容：

前提条件

ビジネス・コンポーネントをソリューションに追加して開きます。

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キャプチャ・オプションの設定

オブジェクトのキャプチャ後にテスト・オブジェクト情報を編集したい場合は、［オプション］ダイアログの BPT の［一般オプション］表示枠（［ツール］＞［オプション］＞［BPT テスト］タブ＞［一般］ノード）で、［キャプチャ後にオブジェクト リポジトリを自動的に開く］オプションを選択します。

アプリケーションのキャプチャ後にオブジェクト・リポジトリが開いたら、オブジェクトの名前とプロパティを必要に応じて変更できます。

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アプリケーション内のテスト・オブジェクトのキャプチャ

1. ［ソリューション エクスプローラ］表示枠で、キャプチャしたオブジェクトを入れるコンポーネントを選択します。

2. ツールバーで［キャプチャ］ボタンをクリックします。［キャプチャ］ツールバーが開きます。

3. （オプション）［キャプチャ］ツールバーで［オブジェクト フィルタの定義］ボタンを押します。

4. （オプション）［オブジェクト フィルタの定義］ダイアログ・ボックスで、キャプチャする詳細レベルを選択します。

   選択したオブジェクトのみ	選択したオブジェクトのプロパティと値を取得します。子孫オブジェクトは含めません。
   標準設定のオブジェクト・タイプ	選択したオブジェクトのプロパティと値を取得します。標準設定のフィルタで指定されるオブジェクト・タイプに従って、子孫オブジェクトのプロパティと値も取得します。標準設定のフィルタにどのオブジェクトが含まれているかを確認するには、［選択したオブジェクト タイプ］を選択し、［選択］ボタンをクリックして、［標準設定］ボタンをクリックします。
   すべてのオブジェクト・タイプ	アプリケーション・ページまたはウィンドウのすべてのオブジェクトを、オブジェクトのプロパティと値も含めてキャプチャします。すべての子孫オブジェクトについて、そのプロパティと値もキャプチャされます。
   選択したオブジェクト・タイプ	事前に選択したオブジェクトのプロパティと値をオブジェクト・リポジトリに追加し、オブジェクト・フィルタで指定したオブジェクトのタイプおよびクラスに従って、子孫オブジェクトのプロパティと値も追加します。フィルタにオブジェクトやクラスを指定するには、［選択］ボタンをクリックし、必要な項目を選択します。

5. テスト・オブジェクトをキャプチャする最上位のオブジェクト（つまり、ブラウザ・ウィンドウまたはアプリケーション画面）を選択します。

6. ［キャプチャ］ツールバーで［キャプチャ］ボタンをクリックします。

   UFT One がページ上のオブジェクトをローカル・オブジェクト・リポジトリにキャプチャすると、アプリケーションがちらつき、［オブジェクトを追加しています］メッセージ・ボックスが表示されます。

7. ［閉じる］ボタンをクリックします。

   アプリケーションのキャプチャ後にオブジェクト・リポジトリに自動的に開くオプションを選択した場合は、ローカル・オブジェクト・リポジトリが開いて、キャプチャしたオブジェクトが表示されます。このオブジェクトは、コンポーネントのローカル・オブジェクト・リポジトリに格納され、コンポーネントのテスト・ステップで使用できます。

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アプリケーション内の選択領域のキャプチャ

1. ［ソリューション エクスプローラ］表示枠で、キャプチャしたオブジェクトを入れるコンポーネントを選択します。

2. ツールバーで［キャプチャ］ボタンをクリックします。［キャプチャ］ツールバーが開きます。

3. （オプション）［キャプチャ］ツールバーで［オブジェクト フィルタの定義］ボタンを押します。

4. （オプション）［オブジェクト フィルタの定義］ダイアログ・ボックスで、キャプチャする詳細レベルを選択します。

   選択したオブジェクトのみ	選択したオブジェクトのプロパティと値を取得します。子孫オブジェクトは含めません。
   標準設定のオブジェクト・タイプ	選択したオブジェクトのプロパティと値を取得します。標準設定のフィルタで指定されるオブジェクト・タイプに従って、子孫オブジェクトのプロパティと値も取得します。標準設定のフィルタにどのオブジェクトが含まれているかを確認するには、［選択したオブジェクト タイプ］を選択し、［選択］ボタンをクリックして、［標準設定］ボタンをクリックします。
   すべてのオブジェクト・タイプ	アプリケーション・ページまたはウィンドウのすべてのオブジェクトを、オブジェクトのプロパティと値も含めてキャプチャします。すべての子孫オブジェクトについて、そのプロパティと値もキャプチャされます。
   選択したオブジェクト・タイプ	事前に選択したオブジェクトのプロパティと値をオブジェクト・リポジトリに追加し、オブジェクト・フィルタで指定したオブジェクトのタイプおよびクラスに従って、子孫オブジェクトのプロパティと値も追加します。フィルタにオブジェクトやクラスを指定するには、［選択］ボタンをクリックし、必要な項目を選択します。

5. テスト・オブジェクトをキャプチャする最上位のオブジェクト（つまり、ブラウザ・ウィンドウまたはアプリケーション画面）を選択します。

6. ［キャプチャ］ツールバーで［領域キャプチャ］ボタンをクリックします。マウスのポインタが十字形に変わります。

7. アプリケーションで、キャプチャする領域をボックスで囲みます。

   UFT One がページ上のオブジェクトをローカル・オブジェクト・リポジトリにキャプチャすると、アプリケーションがちらつき、［オブジェクトを追加しています］メッセージ・ボックスが表示されます。

8. ［閉じる］ボタンをクリックします。

   アプリケーションのキャプチャ後にオブジェクト・リポジトリに自動的に開くオプションを選択した場合は、ローカル・オブジェクト・リポジトリが開いて、キャプチャしたオブジェクトが表示されます。このオブジェクトは、コンポーネントのローカル・オブジェクト・リポジトリに格納され、コンポーネントのテスト・ステップで使用できます。

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編集用にオブジェクト・リポジトリを開く

アプリケーションのキャプチャ後にオブジェクト・リポジトリを自動的に開くオプションを選択しなかった場合でも、オブジェクトをキャプチャした後でオブジェクト・リポジトリを編集できます。

1. ソリューション・エクスプローラで、コンポーネントのノードを展開します。

2. コンポーネント・ノードの下で［ローカル］ノードをダブルクリックします。［オブジェクト リポジトリ］ウィンドウが開きます。

3. ［オブジェクト リポジトリ］で、オブジェクトの名前とプロパティを必要に応じて編集します。

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ローカル・オブジェクト・リポジトリのエクスポート

ローカル・オブジェクト・リポジトリにキャプチャしたオブジェクトを、ほかのコンポーネントから使用可能な共有オブジェクト・リポジトリにエクスポートすると便利な場合があります。

1. オブジェクト・リポジトリ・マネージャで、［ファイル］＞［ローカル オブジェクトのエクスポート］を選択します。

2. ［保存］ダイアログで、エクスポートするオブジェクト・リポジトリの保存場所を選択します（このオブジェクト・リポジトリは、.tsr の拡張子が付いた共有オブジェクト・リポジトリとして自動的に保存されます）。

3. ［作成］をクリックします。これで、ローカル・オブジェクト・リポジトリが、共有オブジェクト・リポジトリとして保存され、ほかのコンポーネントおよびアプリケーション領域に追加できます。

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