チュートリアル:テストの組み合わせジェネレータの使用
関連:GUI テスト、ビジネス・プロセス・テスト
このトピックは、テストの組み合わせジェネレータを使用するためのチュートリアルを提供します。
シナリオ記述
このシナリオでは、UFT One にインストールされている MyFlights サンプル・アプリを使用します。異なる複数のデータ・セットを使用してアプリケーションがどのように実行されるかをテストする必要がありますが、ユーザが変更できるフィールドは最大 5 つあるので可能な組み合わせの数が膨大になり、このようなデータの組み合わせを手動で作成するには、かなりの時間がかかります。
テストの組み合わせジェネレータを使用すれば、このような大量のデータ・セットを作成でき、テスト・カバレッジの管理が容易になります。
チュートリアルを実行した場合は、アプリの各ページのアクションを含む GUI テストがすでにあります。このシナリオでは、ユーザが検索するフライトの詳細を入力するページである Book Flight ページを使用します。
テスト・パラメータの作成と値の生成
最初に、値を生成するテストのパラメータを作成します。次に、テストの組み合わせジェネレータを使用して、これらの値を生成します。
次の手順を実行します。
-
[データ]表示枠で次のパラメータをテストに追加し、テストを保存します。
- fromCity
- toCity
- departureDate
- Class
- numberofTickets
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[テストの組み合わせジェネレータ]ツールバー・ボタンをクリックして、ダイアログを開きます。
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[パラメータ]ドロップダウンからパラメータ名を選択するか、右側のグリッドで選択します。
departureDate 以外のすべてのパラメータに対して、以下を行ってください。
- [生成タイプ]を[UI からキャプチャ]と定義します。
- [オブジェクト名]フィールドで、 をクリックして MyFlight アプリに戻り、選択したパラメータに対応するアプリのリスト項目を選択します。[テストの組み合わせジェネレータ]ダイアログに戻ると、値が[キャプチャした値リスト]に一覧表示されます。
- [すべて選択]をクリックし、[生成]をクリックして、右側のグリッドの値を生成します。
departureDate パラメータの場合は、生成タイプを[日付]と定義します。次に、テストする日付の日付範囲、日付形式、および追加するエントリの数を定義します。
[生成]をクリックして、右側のグリッドの日付値を生成します。
- すべてのデータの準備ができたら、[テストの組み合わせジェネレータ]ダイアログの右下にある[設定の作成]をクリックして、可能なデータの組み合わせのプレビューを表示します。
- 組み合わせアルゴリズムを[ペアワイズ]から[リニア]または[トリプルワイズ]に切り替えて、他の可能な組み合わせを表示します。
- 右下の[生成]をクリックしてデータを生成し、[データ]表示枠のスプレッドシートに値を追加します。
以上で、データを MyFlights GUI テストで使用する準備が完了します。
その他の参照項目: