[解決方法]タブ([設定]ダイアログ・ボックス - オブジェクト・リポジトリ結合ツール)

関連:GUI テストおよびコンポーネント

このタブでは、結合プロセス中、または[ローカル リポジトリから更新]操作を実行するときに、オブジェクト・リポジトリ結合ツールでオブジェクトの矛盾をどのように自動的に処理するかを設定できます。

アクセス方法

「オブジェクト・リポジトリ結合ツールのメイン・ウィンドウ」で、次のいずれかを実行します。

  • [ツール]>[設定]を選択し、[解決方法]タブを選択します。

  • ツールバーの[設定ボタンをクリックし、[解決方法]タブを選択します。

重要な情報
  • 解決方法の設定はテスト・オブジェクトのみに関連します。チェックポイントまたは出力値オブジェクトの間で、名前が同じで内容が異なる矛盾がある場合、常に両方のオブジェクトを新しいリポジトリに結合していずれかの名前を変更することで解決します。

  • ローカル・オブジェクト・リポジトリから共有オブジェクト・リポジトリを更新する場合は、これらのオブジェクト・リポジトリはローカル・オブジェクト・リポジトリおよび共有オブジェクト・リポジトリとして参照されます。

  • 結合後のオブジェクト・リポジトリを開いたままの状態で解決方法の設定に変更を加えた場合は、開いているファイルについて新しい設定でもう一度結合するかどうか尋ねられます。[いいえ]をクリックした場合、新しい設定は以降の結合にのみ適用されます。

関連タスク

次にユーザ・インタフェース要素について説明します。

UI 要素

説明

テスト・オブジェクトの記述の取得元

名前が同じで記述が異なる 2 つのテスト・オブジェクトの矛盾を解決する方法を指定します。ターゲット・オブジェクト・リポジトリにおいて、汎用性の高い方のテスト・オブジェクト記述を採用するか、汎用性の低い方のテスト・オブジェクト記述を採用するかを、次のように指定できます。

  • 汎用性の高い方:矛盾相手のテスト・オブジェクトよりも認識プロパティが少ないか、プロパティ値の中で正規表現を使用しているテスト・オブジェクトを採用するよう、オブジェクト・リポジトリ結合ツールを設定します。これが標準設定です。

  • 汎用性の低い方:矛盾相手のテスト・オブジェクトのすべての認識プロパティに加えてほかの認識プロパティも持っているテスト・オブジェクトを採用するよう、オブジェクト・リポジトリ結合ツールを設定します。

テスト・オブジェクト名の取得元

2 つのテスト・オブジェクトの記述が同一または類似しながらも名前が異なる場合の矛盾を解決する方法を指定します。ターゲット・オブジェクト・リポジトリにおいて採用するテスト・オブジェクト名の取得先となるソースを、次のように選択できます。

  • 一次リポジトリ・ファイル:一次オブジェクト・リポジトリ内のテスト・オブジェクトのテスト・オブジェクト名を、ターゲット・オブジェクト・リポジトリで採用します。これが標準設定です(ローカル・オブジェクト・リポジトリから共有オブジェクト・リポジトリを更新する場合は、このオプションは「ローカル・オブジェクト・リポジトリ」に適用されます)。

  • 二次リポジトリ・ファイル:二次オブジェクト・リポジトリ内のテスト・オブジェクトのテスト・オブジェクト名を、ターゲット・オブジェクト・リポジトリで採用します(ローカル・オブジェクト・リポジトリから共有オブジェクト・リポジトリを更新する場合は、このオプションは「共有オブジェクト・リポジトリ」に適用されます)。

  • オブジェクト記述と同じファイル:オブジェクト記述を採用した同じオブジェクト・リポジトリ内のオブジェクトからのオブジェクト名を、ターゲット・オブジェクト・リポジトリで採用します。