ファイル内容チェックポイント

関連:GUI テストとスクリプト GUI コンポーネント

ファイルの内容チェックポイントを使用すると、実行セッション中に生成されたファイルのテキスト内容とソース・ファイルのテキスト内容を比較できます。これによって、生成したファイルに期待結果が含まれていることを確認できます。たとえば、実行セッション中に生成した PDF ファイルのすべてのページの上部に現地法人の住所が表示されているかを確認できます。

必要に応じて、1 行、複数行、またはドキュメント全体のテキストでチェックポイントを実行できます。無視する内容を指定することもできます。たとえば、ファイルの特定の行や領域を変更する可能性がある場合は、チェックポイントから除外できます。

比較対象のソース・ドキュメントを選択すると、UFT One はこのドキュメントのコピーをテキスト・ファイルに変換して、内容を「[チェックポイントのプロパティ]ダイアログ・ボックス」のファイル・コンテンツ・エディタ領域に表示し、チェックポイントを設定できるようにします。必要に応じて、パラメータと正規表現を使用して、チェックポイントを拡大できます。

ファイル内容チェックポイントのソース・ファイルは、ファイル・システムに格納する必要があります。

ファイル内容チェックポイントは、次のいずれかのファイル・タイプで実行できます。

  • HTML

  • Microsoft Word(DOC)

  • テキスト

  • PDF

  • RTF

 

注意: 他の種類のファイルのファイル内容チェックポイントは、ファイル内容が期待値と一致しない場合でも、合格する可能性があります。

実行セッション中にファイル内容チェックポイント・ステップが失敗すると、実行結果のステップ・サマリに生成されたドキュメントとソース・ドキュメントを横に並べた比較が表示され、追加または削除された行やセクションなど、ドキュメント間の差異を視覚的に比較できます。