ログの記録

関連：GUI テストおよびコンポーネント

テスト中の Windows ベース・アプリケーションが、Java または .NET の UDP アペンダを備えたサポート対象ログ・フレームワークを使用する場合、UFT One は、フレームワークからログ・メッセージを受信して実行結果に送信する処理を実行できます。

ステップを実行した結果生成されたログ・メッセージは、自動実行中にアプリケーションがクラッシュした場合など、アプリケーションで予期しない動作が発生した原因を特定する作業で役立ちます。

これを行うには、［設定］ダイアログ・ボックスの［ログの記録］表示枠を使用するか、または手動で、アプリケーションのログ設定ファイルを変更します。

サポートされているログ・フレームワークの一覧については、UFT One 『使用可能製品マトリクス』を参照してください。

ログの記録を手動で設定する

次の前提条件を確認してください。

  • Windows ベース・アプリケーションで、UDP Appender が付属する Java または .NET のログ・フレームワークを使用する必要があります。

  • ログの記録をアプリケーションで有効にする必要があります。ログの記録を有効化および無効化する方法を確認します。

  • ログ設定ファイルは書き込み可能にする必要があります。

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ログ設定ファイルを開いて設定を定義

  1. appender-ref ref 属性を QtpUdpAppender という値で root 要素に追加します。

  2. 実行結果に送信するログ・メッセージの最小レベルを指定します。

    注意: ログの記録メッセージを利用できるのは、実行結果を Run Results Viewer に表示している場合のみです。

    例： 

    ...
<root>
    <level value="DEBUG" />
...
    <appender-ref ref="QtpUdpAppender" />
</root>

  3. appender 要素とその属性を追加します。次に例を示します。

                                <appender name="QtpUdpAppender"
  type="log4net.Appender.UdpAppender">
    <remoteAddress value="1.1.1.1" />
    <remotePort value="18081" />
    <encoding value="utf-16" />
    <layout type="log4net.Layout.XmlLayoutSchemaLog4j">
        <prefix value="" />
    </layout>
</appender>

    4. 注意: UFT One でログ・メッセージを受信するには、［設定］ダイアログ・ボックスの［ログの記録］表示枠の［実行結果にログ メッセージを追加する］領域で、次に示す設定を行う必要があります。

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［ログの記録］表示枠でログの記録を設定

この手順を行うと、UFT One は実行セッション中にログ・メッセージを受信するようになります。

［設定］ダイアログ・ボックスの［ログの記録］表示枠で、次の操作を行います。

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結果

UFT One は、実行セッション中、［ログの記録］表示枠で指定した最小レベル以上のログ・メッセージを受信し、実行結果で表示します。

実行結果ツリーでは、［ノードを結果ツリーに追加する最小レベル］で指定したレベル以上のメッセージの中で、最初のメッセージを示すノードも追加されます。このノードは、ログ・メッセージをトリガした（またはログ・メッセージの前にあった）ステップのすぐ後に挿入されます（タイムスタンプに基づきます）。

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その他の参照項目：