GUI ビジネス・コンポーネントの作成および管理
関連:GUI コンポーネントのみ
このタスクでは、ビジネス・コンポーネントを管理するために実行できるさまざまな操作と、一般的な考慮事項とガイドラインについて説明します。
前提条件
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UFT One の ALM プロジェクトへの接続
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ALM で必要なアクセス許可を持っていることを確認します。ビジネス・コンポーネント・モジュールでのユーザ・グループ権限の設定に関する詳細は、Business Process Testing ユーザーズ・ガイドおよびApplication Lifecycle Management 管理者ガイドを参照してください。
旧バージョンの QuickTest からのコンポーネントの更新
QuickTest 9.5 以前を使用して変更したコンポーネントを変更するには、QuickTest Asset Upgrade Tool for ALM(QuickTest 11.00 インストール DVD に収録)を使用して、QuickTest 11.00 の形式にアップグレードする必要があります。
コンポーネントのバージョンをアップグレードした後、UFT One でアップグレードしたコンポーネントを開きます。ただし、アップグレード前でも読み取り専用形式での表示、および実行は可能です。
QuickTest 9.5 より新しいバージョンで変更したすべてのコンポーネントは、変換しなくても UFT One で開くことができます。
新しいビジネス・コンポーネントの作成
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次のいずれかを選択します。
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[ファイル]>[新規作成]>[ビジネス コンポーネント]
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[ファイル]>[新規作成]>[Sprinter 自動テスト データ ファイルからのビジネス コンポーネント]
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[ファイル]>[追加]>[ビジネス コンポーネントの新規作成]
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[ファイル]>[追加]>[Sprinter 自動テスト データ ファイルからのビジネス コンポーネント]
[ビジネス コンポーネントの新規作成]ダイアログ・ボックスが開いたら、ALM のビジネス・コンポーネント・モジュール内で、コンポーネントの保存先となるフォルダを選択し、コンポーネントに名前を付けます。
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[アプリケーション領域]フィールドで、[参照]ボタンをクリックし、ALMテスト・リソース・モジュールから適切なアプリケーション領域を選択します。アプリケーション領域を選択した後、[OK]をクリックします。
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ビジネス・コンポーネントを Sprinter 自動テスト・データ・ファイルから作成する場合は、テスト・データ・ファイルの(ファイル・システム上の)場所を指定します。
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キーワード・ビュー(キーワード・コンポーネントの場合)またはエディタ(スクリプト・コンポーネントの場合)で、新規ビジネス・コンポーネントが開きます。
新規のコンポーネントにはまだ内容がありませんが、基盤とするアプリケーション領域に定義されている必要な設定とリソースはすべて含まれています。[ファイル]>[設定]を選択すると、設定が読み取り専用で表示されます。設定の変更は、関連付けられたアプリケーション領域で実行できます。
手動コンポーネントの自動コンポーネントへの変換
重要: 手動コンポーネントを変換すると、元に戻せなくなります。
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次の手順のいずれかを実行します。
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[ファイル]>[開く]>[ビジネス コンポーネント][開く]ダイアログ・ボックスで、手動コンポーネントを選択します。手動コンポーネントは、t の左隅に M が付いたコンポーネント・アイコンで表されます
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ビジネス・プロセス・テストに手動コンポーネントを追加します。テスト・グリッドまたはキャンバスで、[コンポーネントの自動化]>[スクリプト GUI]/[キーワード GUI]を選択します。
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UFT One により、手動コンポーネントをキーワード・コンポーネントに変換するかどうかが確認されます。
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[はい]をクリックして変換を続行します(元に戻すことはできません)。
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[新規作成]ダイアログ・ボックスで、コンポーネントのアプリケーション領域を選択して、[OK]をクリックします。UFT One がコンポーネントをダウンロードし、開き、変換すると、コンポーネントが実行する操作がステータス・バーに表示されます。
手動コンポーネントの各手動ステップは、キーワード・ビューの ManualStep 操作に変換されます。これで、他のコンポーネントのようにコンポーネントを使用できるようになりました。
注意: 選択したアプリケーション領域に必要なリソースと設定がまだすべて含まれていない場合でも、ManualStep 関数または[コメント]オプションを使用してステップを追加できます。これにより、ALM、または Microsoft Excel や Microsoft Word などの別のアプリケーションでの場合と同様に手動ステップで入力できます。
キーワード GUI コンポーネントからスクリプト GUI コンポーネントへの変換
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変換するキーワード・コンポーネントを開きます。
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[ファイル]>[スクリプト コンポーネントに変換]を選択します。確認を求められたら[OK]をクリックし、変換処理を進めます。
コンポーネントと別のアプリケーション領域の関連付け
次の手順のいずれかを実行します。
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[ファイル]>[アプリケーション領域の変更]を選択します。
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コンポーネント・ノードを右クリックし、[アプリケーション領域の変更]を選択します。
コンポーネントに関連付けられているアプリケーション領域を変更するには、「[アプリケーション領域の変更]ダイアログ・ボックス」で別のアプリケーション領域を選択し、[OK]をクリックします。
コンポーネントの削除
コンポーネントの作成元が UFT One か ALM かにかかわらず、コンポーネントの削除は ALM で行います。